ロレッタブログ

類人猿診断 GATHER - 2012.05.08

GWはお天気には恵まれませんでしたが、いかがお過ごしでしたか?
かんばらさんは、セミナーやら調べ物やら衣替えやら大掃除やら、せっせと屋内で活動をしておりました。
精神科医・名越康文先生と、GATHER講師の岡崎真悟先生のセミナーに参加している友人がいるので、GATHERの診断もしてみましたよ。
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GATHERとは、もっとも私たち人間に近いとされる大型類人猿・チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ボノボ。その性格は、それぞれまったく違います。
単独行動で職人肌のオランウータン。
ムラっ気が強いけどリーダーシップのあるチンパンジー。
秩序を守る物静かなゴリラ。
愛嬌があって互いの気持ちを大切にするボノボ。

あなたはどのタイプ?
さっそく診断してみましょう! ⇒簡易版・類人猿診断 GATHER
◆人間関係に役立つ実践的ツール
4つのタイプは考え方や行動の基準がまったく違います。そのため、タイプが異なる人同士では、互いの言動が予想できなかったり、その背景にある理由がまったく想像できないことがしばしばあります。
類人猿分類を活用して、自分や家族、友人、同僚の性格傾向を互いに理解しあっていくことによって、会社や学校、家庭などの人間関係をより円滑にしていくことができるようになります。

◆大まかな分類だからこそ、現場で使いやすい
僕は長年、性格分類をライフワークとしてきましたが、この類人猿分類の最大の特徴は、分類数が4つと少ないことです。一見、粗っぽく見えるかもしれませんが、こうした大雑把な分類ツールを使うことで、お付き合いする相手の性格傾向を大づかみに把握することは、人間関係を円滑にするうえで非常に実用的です。というのは、僕らはしばしば、微細な言動に引っ張られてしまい、相手の性格というものをトータルで把握できずにいることが多いからです。その結果、本来であればもっと仲良くできる人とケンカをしてしまったり、もっと力を出せるはずの人材を生かしきれないということが起きがちです。まず、多少乱暴でも、大づかみに4つに分ける。そうした上で相手や自分の言動、あるいはその背景にあるものを分析していくと、それまでは気付きにくかった行動の背景にある動機や考え方、感じ方に気づくことができるようになります。会社や学校、スポーツチームなど、実際の組織運営に性格分類の考え方を取り入れる場合には、類人猿分類は非常に実用的だと思います。また、実際の類人猿の行動傾向にもそれぞれ興味深いエピソードがあり、学べば学ぶほど味わい深い性格分類だと感じています。(名越)

また、名越先生によると、性格分類の自己診断というのは類人猿診断に限らず的中率は7割に届かない程度とのこと。
「診断ツールはあくまで”あたりをつける”ぐらいに考えていただいて、後は解説をしっかり読んでいただいたり、午後から行うグループワークに取り組んでいただくなかで、”ああ、自分はこれだな”という理解につながる、というぐらいに考えてください」(名越)
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ということで、やってみました。 ⇒ あなたは 「職人気質のこだわり屋、オランウータン」 です!

「納得しないと、やりたくありません」
オランウータンは、個人主義の職人タイプ。
「物事のしくみを把握したい」という欲求が強く、何事に対してもまずは物事を自分の頭で考えるのが大好きです。他人からの評価はほとんど意に介さず、自分が興味を持てれば仕事でも趣味でも、どんどん積極的に取り組みます。独自の切り口で、オリジナリティの高いものを生み出すことの多いタイプです。仕事でもプライベートでも、オランウータンが生み出す物は、チンパンジーやボノボ、ゴリラから称賛を浴びることも少なくありません。しかし、オランウータンが求めているのは周囲からの評価ではなく、「納得」です。何をやるにしても、自分自身が納得できないと、一気にモチベーションが落ちてやる気を失ってしまいます。
また、あまり感情を表に出さないため、周囲の人からは「何を考えているのかわかりにくい」と思われてしまうことも少なくありません。

「あんまりみんなから好かれようとは思ってないんで」
オランウータンも人づきあいをしないわけではありませんが、その前提には「個人」があります。当然、集団行動は苦手。元気いっぱいで常に社交的なチンパンジーや感情表現豊かなボノボからは「人づきあいのできない人だ」と思われているかもしれませんし、組織に従順なゴリラからは「変わった人」と警戒されているかもしれません。ただ、そもそもあまり周囲を見ていないオランウータンは、そういう周囲からの「白い目」は気に留めません。褒められても貶されてもあまり意に介さず、マイペースを保って過ごすのが、オランウータンの特徴です。
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全くその通りですね!!
世のなかのほとんどのことは「どうでもいい」し、人の評価は意に介さないし、「あんまりみんなから好かれようとは思ってない」ですね。
名越先生は昔「キャラッ8」も出版なさっていましたが、体癖論や8分類などと数が多く理論も難しいとやはり一般に応用・浸透しにくい、ということで大別して4分類、としたようです。「キャラッ8」を参照すると、オランウータンは、クロネコシゴトニンとガチンコブルドッグが合わさったようなキャラな気がします。名越先生に聞いてみたいな~。