ロレッタブログ

2012夏休み後半・8月17日・大阪公演① - 2012.09.05

翌日は大阪公演。
会場はまたもや初めて訪れる「大阪市中央体育館」。
大阪はなにかと勝手が判っている常宿にチェックインものの、うんざりするほどの暑さなので前座の途中から会場入りしたかんばらさん。

「中央線の乗り換えって、本町でちょっと歩くんだよねー」と思いながら会場につくと、やはりパンフレットはなし・・・。
そして、なぜかんばらさんのチケットが2枚出ていた・・・謎。事前に判っていたら誰か誘ったのに・・・。
今日はアリーナではなく、ステージむかって左側。冷房もきいててうれしい!2枚分のチケットはどうしようもないので、余った椅子にバッグを置いておきました。(←メンバーがかなりウケてた)

今日も「Why Do Fools Fall In Love」をやってくれてうれしかったな~大好きな曲なのですが、あまりにも予想外だったので「えええええ!!」と思わず声に出したほど東京公演ではとても驚いたのです。この高い声のパートはネルソンだそうですよ。
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さて、バックステージにて。マイク・ダミーコとネルソン・ブラッグ。ネルソンからはサッポロ黒ラベルのおすそわけ~楽屋に沢山あるから持ってきてくれました!ありがとう!!

バックステージでは、集まったファンのために楽屋から出てきてくれたマイク・ラブとみなさんが写真撮影中。
やっぱりマイクって、エンターテイナーとしてのプロ意識がすごいというか。
ブライアンとアルは3会場ともバックステージでは見かけなかったのですが、マイクは(東京公演は私たちが訪れるのが遅くなったから判らないけれど)大阪、名古屋ときちんとファンと交流していて、90分とはいえぶっとおしで歌い続けても、ファンサービスも忘れないところ、70歳とは信じられないピンと伸びた姿勢の格好良さ、本当に素敵な人だなーと思いました。

それを見ながらかんばらさんはダリアンと
かんばら 「どうしてマイク・ラブはいつも帽子かぶってるの?」
ダリアン 「まず理由1、禿げだから。理由2、ビーチボーイズとしてのイメージをとても大切にしているから」
としょうもない話を続けるのでした。

SUZY & LOS QUATTROのジャパンツアーなども手掛けるBoys Orderのみなさんも、お会いできてよかったです。
某パワーポップレーベルがいつの間にか無くなっていて、困っているアーティストやレーベル関係者のお話を耳にしていたのですが、代わって何かしら日本でサポートなさっている方がいらっしゃるのにほっとしました。
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この日も再びあわただしくバンに乗りこんでホテルにもどらないといけなかったのですが、ダリアンが「一緒に乗って帰ろうよ」と言うのでありがとう!じゃ、遠慮なく。でも、こうやってみんなと同じ車で帰ってると、なんだか10年前に戻ったみたいで不思議なかんじ。スコット・トッテンは、かんばらさんがブライアン・ウィルソンのコンサートを20回越くらい見ているのにびっくりしていましたが、数えるのも面倒なので今何回目かもう把握していません。(笑)

車内の座席順はこんな風だったのですが ↓
ダリアン/運転手
ネルソン/(誰だったか忘れたけどジョン・カウシルだったかも?)/マイク
スコット・トッテン/かんばら/プロビン

その昔、エスティローダーに転職する頃に英語で記した履歴書を偶然持っていてダリアンに見せた事があったのですが、それをよく憶えていたらしく「わかなは凄腕のマッサージセラピストなんだよ」と言ったら、その瞬間、車内の空気が変わった・・・。
「マジで?」
「できるの?!」
「すげえ!」
「1時間いくら?」
「肘とか拳とか前腕使ってやるディープティッシューもできるの?」
「ポータブルベッド持ってるの?」
と質問攻め・・・・・・ヤメテーーー!!!わたしは夏休み中なの!!!!!!!
ディープティッシューマッサージのテクニックって、きちんと出来る人が日本ではまだまだ少ないみたいですが、かんばらさんは大得意。
母指や手掌よりもはるかに楽に深い圧がかけられるから、腕や肘を使いこなせるとこんなに便利なことはないし、なによりその名の通り深層筋までしっかりほぐれるとクライアントも身体が本当に楽になるから、セラピストもクライアントにとってもメリットが大きいです。
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ホテル着。
ツアーマネージャーのスイフティが正面玄関のところでみんなに聞こえるように「10分後!」と呼びかけているので何事かと思いつつ、部屋に急ぐみんなといっしょにエレベーターに乗り込んで「なにをそんなに急いでるの?」と尋ねてみました。
「今回のツアー機材はレンタルだから、会場でばらしたのを次の会場に今夜中に送らないといけなくて、それと一緒に僕たちの荷物も全部積んで運んじゃうから、今すぐパッキングして10分後にはポーターが引き取りにくるから渡さないといけないの」
ラグジュアリー極まりないホテルなのに、新大阪からホテルに着いてたら即会場入り→帰ってきて即荷物出し。
トランクは広げるどころか、とりあえずファスナーあけて急ぎのものだけ出して会場に向かいましたって感じ・・・。
「今回のマネージメントは、これまでとは全く勝手が違っててとにかく大変」
って言ってたけど、こういうことだったんだ。

ツアースケジュールについては、その後もとても大変そうだったのですが、また追々記しますね。
プロモーター次第でツアーの様子はずいぶん異なるのですが、今回はまた特にハードスケジュールな様子。