ロレッタブログ

映画「シェフ」 - 2013.02.08

女性誌や美容雑誌が書店を彩る日本ですが、かんばらさんにとっては「流行と価格の傾向を把握する方法の1つ」です。
タレントやら美容家によって女性誌に書かれている美容情報は正直なところ正誤混在していますし、皮膚科学や化粧品というサイエンスを熟知していれば、正誤はおのずと判別できますから「あて」にして読むということはまず無いのです。
そのなかでも別格で信頼し、尊敬しているのが大高博之先生。
ただ単に「この新製品は優れモノ」というような‘メーカーのプレスリリースそのまんま‘的なことを言うのではなく、使う人や相談者の気持ちまで踏まえた一言を添えたアドバイスをなさるところが、とても好きなのです。
「化粧は誰のため?」にも、よく現れていますよね。
以下上記リンクからの抜粋。
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「その人がほんとにその流行を好きで、自分の気分に合ってて、しかもその雰囲気が
全体的にあらわれている女の子を見ると気持ちいいし、今を生きてる女の子だなぁって感じがする。
でも、ただ流行っているからといって、メイクや服装、髪形に何の関連性もハーモニーもなくて、おまけに電車の中で股開いて座ってたり、立ち居振舞いもきれいじゃないのを見せられると、僕、イヤになる。」
「18歳くらいで、シワもたるみもない代わりに感覚的にも希薄なモデルにお化粧するより、肌に衰えはきてても、内側から何か美しいものが出ている人のほうが、僕は好きなの。」
「たしかに若かりし頃にくらべれば、衰えている部分はある。生物学的にね。
でも、それに対して内気になっていたり、恥じらったり。美に対する傲慢さがないって言うか……そういうデリカシイが好き。
そんな、歳を重ねてなお輝くものをもってる女の人が好きだから、この仕事を続けていられるんだとよく思う。」
「朝刊を取りにいく頃は、ちょうど近所のおじいちゃんおばあちゃんが散歩してる時間なの。
それで「あっ、ヒロユキちゃん、今日は家にいるの?」って、ちょっとのつもりの立ち話が長引く。
そのとき、サンスクリーンをぬってないと、新聞かざして朝日が顔に当たらないようにしながら、「早く話を終わりにして」とつい思っちゃうでしょう。そんなふうに話を遮りたくなる自分がイヤなの。」
「自分を見るとき、誰にも好きになれない顔の欠点っていうのがあって、鏡をのぞくたびに、ついそこを見てしまう。それにとらわれているために、ほんとに美しい部分に気がつかない人が多いの。
だから、「欠点をカバーする」という言い方があるけど、メイクで自分のいちばん嫌いなところを始末する。
覆い隠すという意味じゃなく、気にならないように処理することは必要だと思うの。
そうすると自分のきれいなところ、よさが見えてくるはずよ。」
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・・・わかる!!わかる!!!!!
そういう言葉が沢山でてきます。だから、ぜひ上記のリンクはみなさんに読んでいただきたいです。
「だから美容って生き方が現れるんだよね」って、そう思うんです。
生の大高先生との出会いは、ゲランにいたころ。
ゲランのサロンに勤務していたころ、茶話会という顧客向けに超一流ホテルで開かれるお食事会&新コースデモ販売会が年に数回あったのですが、かんばらさんはそこで新コースのデモンストレーションをステージで行ったりしていました。
その茶話会では、なんと大高先生によるトークショーやメイクの実演もあったのです!!
メーカー勤務を終えて、フリーランスとしてデビューされた頃からとても尊敬していたのですが、生のご本人の肌・手・髪の美しさ、立居振舞に話し声、語り口調の優しさにとにかくただただ圧倒されたのを、今でもとてもよく憶えています。
かんばらさんが在籍してきた化粧品会社数社にも大高先生が過去に勤めていたこともあり、美容部員の方々からは、当時の大高先生直々のトレーニングが今でも現場で役に立っているとも聞きました。
かんばらさんは、人をうらやむことってまず無いのですが、唯一この時は「私もそのトレーニング受けたかった!!!」って、とってもうらやましくなりました!!!
その位、尊敬しています。
ぶっちゃけ、どんなに有名な外資化粧品会社であっても組織の実情は世の中の他の会社と同じで、メンタルヘルスに問題があるとしか思えないパワハラ/メンヘラ上司と、それにやられて精神的/肉体的に支障をきたして健康を害し退職していく社員、という実態をたくさん見てきました。
かんばらさん自身も、長年無月経無排卵になり、沢山ホルモン治療をしたくらいですからね。
だからこそ、過剰な労働やストレスがどれほと肌と身体に良くないかも嫌という程知っている・・・。
ちなみに、かんばらさんはそのような(どう転んでも)尊敬できない上司の下で働くのはお断りだったので、「今日で辞めます」とさっさと見切りをつけてロレッタを開業しました。(笑)
安定した給料と引き換えに徹底的に自分を殺すぐらいなら、自分の好きなようにやって失敗したほうがよっぽどましですね。(それ以外にも理由はいろいろありましたけども)
そして、有名企業のエリートと言えど、いかに人間性が破たんしている人がいるか、ということですよね。
肩書ではなく、心根で人を判断したいもの。
かんばらさんは仕事や人間関係で辛い時にあるお客様のお話を聞くと、とても人ごととは思えなくなります。どれだけしんどいことか判るから。
だからこそ、この厳しい美容業界で数十年現役でやってきていて、さらに心根まで優しい大高先生は、本当に本当に、貴重だと思うのです。
そんな大高先生。
最近はメディアへの露出は随分控えめのよう。一体どうしているのかと、美的の連載や婦人画報のメイクページでお名前を拝見しては気になっていたのです。
その大高先生もお薦めの映画「シェフ」

これ、飲食業の人が観にいくと間違いなく一層笑えますよ~。
映画館では観客の皆さん、最初は控えめに笑っていたのですが、もう途中から全員大爆笑!!まさかこんなに可笑しい映画とは予期せずに足を運んでいたので、余計に嬉しく楽しいひとときになりました。
かんばらさんは、職業病でつい「洗面所のドレッサーに置いているあのスキンケア製品はDrハウシュカだな」
とか、「(字幕には訳されていなかったけれど)やっぱりフランスで日本女性の名前といえばミツコなんだな」とか気付くポイントが諸々あって、また違う意味でも笑えました。(笑)
この2つについては、ハウシュカと、ゲランと、それぞれ最後のクレジットに記されているので、気になる方は是非確認なさってみてくださいね!
しかし、かんばらさんにとって謎だったのがBeauty:GIORGIO ARMANIのクレジット。
すると大高先生の記事で「最後のクレジットに、Beauty:GIORGIO ARMANIと小さな文字で記されていましたから、間違いないでしょう。」と指摘が!!
映画が観終わって1ヶ月経過しても、いまだに気になっていた身にとっては謎が解けてすっきり!!