ロレッタブログ

最大輸出品が「暴言」の日本? - 2014.02.08

明日は都知事選投票日。
かんばらさんは既に期日前投票を済ませておりますが、ちょっと嫌な予感・・・。
もしこの人が都知事になったら、刑事告発されているからまた再選挙になったりするのかな・・・と。
そうすると、選挙でまた数億の税金が使われてしまう。
組織票で当確とはいわれているようですが、さすがにこれはちょっと立ち止まって再考したほうがよさそうです。もう明日が投票日なのに、直前にこんなニュースと動きが続々起こっている状態もまたすさまじい。
有権者に寄付行為 市民団体が舛添を「選挙違反」で刑事告発
私が一番ひいたのはこれですが。
外添さんのことは元々あまり注目していなかったのですが、年金問題とかNOVAの事件とか、大変な時期に厚生労働大臣になってて気の毒だな―くらいでした。(余談ですが、まつ毛エクステ被害が多発した時期でもあった。)
正直ここまで自分の子供に対して冷徹でいられる人がこの世にいるとは思わなかったので・・・さすがに驚きました。私の周りにも、離婚後に養育費が支払われなくなった当事者(子供)はいますが、それにしてもこれは。
舛添氏の婚外子の告発 舛添の婚外子扶助料減額請『2012年4月にさかのぼって差額分を返せ』
女性の敵!舛添要一を都知事にしないために!!!立ち上げから3日でただいま15万アクセス!!(2月8日9時現在)
ということで、諸々の発言を受けてこのサイトの立ち上げ人々の記者会見はGuardian紙のサイトで‘この24時間で読まれたニュース‘の第4位に入っているとのこと。
シェアも6000超えだとか。
このサイトの「舛添要一とんでも発言集」に圧倒されてめまいがします。
ル・モンド、ジャパンタイムスなど世界各国のメディアで既に報道されまくっているようなので、もはや最近の日本の最大輸出品は「政治家の暴言」ですかね・・・。(NHKもね)
本当にどうなっているのか。
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一方、今回の都知事選は初の「ネット選挙解禁」。
家入君は最も「ネット選挙」を活用していますよね。
昨日も三宅君とのツイキャスが面白くて夜中まで見ていました。
都知事選主要候補者が60代~80代じゃあ、20代~30代が聞く耳もあまりもてない、参加意識も薄くなる気持ちも判らはなくはない。
小さくても、自分の考えを伝えるたった1つの機会が選挙ですから、まずは選挙に行きましょう。
じゃないと、ただ税金取られておわり、ですからね!
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かんばらさんが政治を考えるときに、必ず読み返すのがこの一冊
豊かさとは何か / 暉峻 淑子 / 岩波新書

バブル絶頂期にこの本が書かれたこと自体が奇跡ですが、日本は当時から全く変わっていない。
それどころか、さらに酷くなっていることに、愕然とします。
「豊かさに憧れた日本は、豊かさへの道を踏みまちがえたのだ。
富は人間を幸せにせず、かえって国民の生活を抑圧している。たとえば、ありあまるカネは地価を天文学的に暴騰させて、つつましい勤労者たちから住居を奪った。
子どもたちは効率社会の大人たちに管理されて主体性を失い、受験技術費は家計を圧迫している。
富は分配されず、福祉の保護を願い出る者は辱められる。
「老人のためにカネを使うのは枯木に水をやるようなもの」と言った政治家もいる。
民主政治はカネの力の前に身売りされるつつある。
酸性雨やフロンガスはもちろんのこと、産業廃棄物や使い捨てのゴミで、自然は汚染され、人々は核の恐怖の前にたちすくみながら、エネルギーの乱費におし流されている。」