ロレッタブログ

10年ぶりの再開 - 2014.05.17

東京に来るきっかけになった、仏エステティックのブランドPAYOT
美しい曲線を描くボトルがPAYOTの象徴。私が在籍していたころに、ブランド誕生当時のボトルが蘇ったのでした。だからひときわ懐かしい。パリ滞在時も現地のサロンを2度ほど訪れました。
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その当時、PAYOTアジア圏トレーナー研修のために訪れたマレーシアで出会った中国系マレー人(ロレアルグループのPAYOTに在籍していた)Tan Kai Liと10年ぶりに再開しました。
今のようにフェイスブックがポピュラーになる前から(8年くらい前だったか?)ネット上では繋がっていたのですが、来日しているとのことで急きょ再開決定。

再開するなり「わかな、毛穴ない!」って。(笑)彼女は、PAYOTの後に、ゲラン、ランコム、そして現在のエステティックブランドのコスメ(←日本未上陸なのか初めて聞くブランド名でした)で働いているそう。同じアジア人でも赤道に近いマレーシアは年中高温多湿。紫外線量も多いので10年前には無かったシミ、そしてTゾーンの毛穴の開きについて大いに語り合いました。(笑)エクスビアンスはマレーシアでもとても人気なのだそう!エンビロンはまだマレーシアには上陸していないのかもしれません。知らないとのこと。
さっそく英語版のHPを教えて「チェックしてみて!」と教えるかんばらさん。(笑)

それでも紫外線が強いわけですから、レーザー、ピーリング、ハイドロキノンの使用は細心の注意と常時抜かりない完璧なUVカットをしなければ、すぐにシミが(最悪の場合は以前よりも濃く大きなシミになって)再び現れてしまうそうです。確かに彼女から聞いた「シミ復活までの期間」は、私が日本でお客様相手に感じている「復活までのおおよその年数」よりもはるかに短かったです。

ロレッタのお客様には東南アジアにお住まいの方、南の島への旅行が多い方、サーフィンやマリンスポーツがご趣味の方、山登りがお好きな方など紫外線が日本よりもはるかに強い環境に身を置かざるを得ない方も多いです。
「それでもシミ1つ作りたくない!」と望むのはあまりにも非現実的ではありますが、とはいえバカンスで心身ともにリラックスして笑顔が戻るならば、それはそれでよいのでは、とも思います。
生活する場としての国を容易に変えるのも、正直難しいですよね。肌中心に人生を送れる人は、やはり多くないですし、むしろそれが普通でしょう。頭では判っていても、人生において実行するには難しいことって沢山ありますから。

考え方によっては、シミを作りたくないばかりに大好きな海・山そして旅行や家族と過ごす異国での生活の一切を諦めて、シミがない肌を保ったところで、大好きなことを諦めたばっかりにイライラ、カリカリ・・・そんな風に不機嫌な人が果たして美しいのかしら?とも思います。第一、本人がそんな人生で楽しいのでしょうか?
「非現実的な目標」を定めると、ストレスがたまってばかり。ご自身のライフスタイルに合わせた「現実的な美容の目標」を定めることが、ストレスフリーなお手入れ生活のポイントかと。

Kai Liとは、ピーリングだのイオン導入だの、モンスター上司(どこの国にでもいるものですね!)や激務の話、独立のきっかけなど、あれやこれや2時間くらい話したでしょうか。
伊勢丹の地下2Fはオーガニックとナチュラルコスメのフロアだから、のぞいてみて~と送って、再会を祈願したのでした。