ロレッタブログ

出版記念トーク&サイン会「聖地と運命とセクシャリティーと」 - 2014.08.03

植島先生の新刊「処女神 少女が神になるとき」の出版記念トーク&サイン会のために蔦屋代官山までいってきましたよ!副都心線ができたおかげで中野坂上からも近くてびっくり!
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特設サイトはこちら→http://renzaburo.jp/shojoshin/index.html

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2014年7月25日に発売される『処女神〜少女が神になるとき』は、宗教人類学者・植島啓司氏が、
ネパールの生き神クマリを30年以上にわたって研究した成果が込められています。

クマリとは、チベットのダライ・ラマのように転生する生き神であり、
強い霊力を持つとされ、ネパールの人々から尊崇を集めています。
ある条件に合う幼い少女が生き神クマリとして選ばれ、
出血などの徴候を示すと退位し、次のクマリが選ばれます。
国内外の聖地を研究している植島啓司氏は、歴代のロイヤル・クマリ(カトマンズ)はもちろん、
地方のクマリも含めて、長期にわたり現地調査を行いました。

本書では、この生き神クマリだけでなく、ヒンドゥー教やキリスト教、
仏教やゾロアスター教における女神信仰の系譜をたどり、
日本でも人気の高い観音菩薩との関わりについても触れていきます。
謎の探究と旅の記憶が交錯する、知的興奮の書となっています。

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少し遅れて到着したら、なんと参加者60名超!名越康文先生に、伊藤俊治先生、ミヅマアートギャラリーの三潴オーナーなど、参加者の顔ぶれが豪華。(笑)この新刊もわたしが読むよりも、ロレッタのお客様のほうがよほど楽しめそうな内容かと。
店内には植島先生による選書や著作の特設コーナーもありましたよ。今夏のうちにゆっくり店内を探索する時間を作ることにしよう。

ちなみに名越先生。先生が相談にのってくれるこのコーナーは誰が読んでも役に立つことがありそうに思います。悩める人必読。→CAFE de NAKOSHI
■相談事例
・夫は、とにかくせっかちで、私はどちらかというとのんびりしているので、良くぶつかることがあります。
・私の夫は、家庭内の気に入らないことや、私に対して思うことがあると、いつも不機嫌そうに黙り込んでしまいます。
・奥さんとケンカをして4ヶ月。口もきいていない状態です。
・私の悩みは、人からの誘いを断れないことです。
・“おばさん”と声をかけられショックを受けてしまいました。
・会社に苦手な女性の先輩がいます。
・自慢ばかりする人は、どんな心理でしているんでしょうか?
・私は今まで誰とも付き合ったことがありません。
・男性が結婚を決意するタイミングってどんな時に来るんでしょうか?
・ここ数年、両親たちの介護で自分を見失いそうになることが多いんです。
・私の悩みは義理の母のこと。
・18歳の息子の進路についての相談です。
・私の娘は夢だった保育士になるべく短大に入学したのですが。
・6年生になる娘がいます。優しすぎる性格のせいか、人と競うことが苦手です。