ロレッタブログ

映画「クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」 - 2014.08.28

「若々しく見せるためにいじったはずが、なぜ実年齢より老けてしまうのか?」
かんばらさんはこれが常々不思議でならない。2年程前にプライベートでたまたまお会いした某女性がどうみても50代後半にしかみえないのに実は40代半ばと知り、驚愕したことがあるのです。まったく費用対効果がつりあっていない!いや、こうなるとむしろ何もしないほうがよかったかも。久しぶりにそう感じたのがこの映画。リーマンショックで一夜にして財産を失った大富豪一家のドキュメンタリー「クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落」。当の監督も撮影当初はこんな展開は予想外だったはず。図らずもすごいものが撮れてしまったわけですね。

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ミス・フロリ時代がこちら。もともと骨格がきれいな顔立ちなんだから、そのままでよかったように思えてならない。
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右が映画撮影当時の43歳頃の写真でしょうか。ボトックスやりすぎて眉毛がつりあがっちゃった。眼元と顔全体のリフトもしたのでしょうか、目も口もつっぱらかっちゃって・・・子供も沢山産んでるから腹部のたるみ除去や脂肪吸引も欠かしてはいないとおもますが、豊胸がアメコミみたいになっているところがまさに「アメリカ的」。個人的にはアメコミ女性キャラの典型的な体型は峰不二子だと思います。
WhosWho-Jackie-lg1

 

映画ではボトックスとフラクセルを受ける様子がありましたが、このサイトにある恐ろしく赤みをおびたジャッキーの顔と首はいったい何のレーザー後の反応なのか知りたいです。しかし本当に白人の皮膚って丈夫だな。→日 本人なら色素沈着が残りまくるであろうゆですぎたロブスター状態の写真はこちら。怖いものが苦手な人はみないでくださいね。’Queen of Versailles’ Jackie Siegel — Lasers Scorched My Face (Horrifying Photos)顔の大火傷みたいなもんですかね。こういう施術の時は精神安定剤も同時に処方してあげたほうがよいかもしれません??

 

特別映像と予告編

この映画の撮影を終えた後日、無事に投資家を見つけ、リアリティーショーも契約、ついに今年あたりは彼らのビジネス史上過去最高売上げを記録するという大復活っぷりを成し遂げているらしいのですが、これもまた非常にアメリカ的ですよね。’Palace of Versailles’は2015年に完成予定だとか。こういう米国映画の評論は間違いなく映画秘宝を創刊した町山智浩さんの独壇場だと思います。