ロレッタブログ

猫ひっかき病 - 2014.11.18

木曜午後から怪我で施術をお休みさせていただいております。
急なことでご迷惑をおかけしたにもかかわらず、皆様ご予約のお振替を快くお受けくださり、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

木曜日の夜中に玄関口のベビーゲートに挟まっていた猫をたすけようとして、がぶりと噛まれました!
出血も結構あったのですが、就寝中も前腕が痛み、明け方には手が動かなくなったので骨折かヒビかと思って愕然。鉄柵に何度も強く打ち付けられて外的衝撃もかなりあったのと、20代に働きすぎと過度のストレスで無月経状態が何年も続いていたせいか、実は骨密度も低いのです。

午前中は手首をあまり動かさないように施術したものの、発熱とこれまで感じたことないような変な汗(冷や汗みたいなの)とめまい、倦怠感もひどかったので、午後いちで整形外科を受診。結果、骨には異常なし。噛み傷からの影響とのこと。犬に顔を噛まれたり、猫に手を引っかかれたりで縫うくらいの怪我もしてきているのですが、こんなになるのは人生初めてです。痛みどめにロキソニン、胃薬にムコスタ、抗生物質にセフゾンカプセル、外用薬にゲンタシン。
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帰途にお世話になっている獣医に相談すると、「皮膚科か外科に行くことが多いけど、重症であれば(治るまで)1週間から10日」と聞いたので、念のため翌日には皮膚科も受診。結果、抗生物質はクラリスロマイシンに変更とのこと。整形外科をご紹介くださったU様からは片手でも食べられるようなパンやケーキ、アップルジュースの差し入れまで頂き、お客様のY子先生からも「もしかして嫌気性菌の混合感染もありえるので、ゲンタシン軟膏塗っといていいと思います」とのアドバイスもいただき(多謝!!!!)、Rice処置と共に内服・外用を励行。
健常な右手と比べると
 健常な右手

左手は手先から肘まで腫れあがって大変。
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力がまったく入らないのと、洋服を着るのも腫れに触るといたいので一苦労。土・日・月の三日間はセミナーや検定試験続きだったのですが、負傷が右手ではなく左手だったのは不幸中の幸い・・・。浮腫みと腫れでセーターを着ただけでも皮膚にシワが入ります。
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昨日はエンビロンのサロン向けセミナーに出席していたのですが、質疑応答の時間もおしている中
(毎度ですが)さんざん食いついて質問してスミマセン。でも聞きたいことが沢山あるのです!
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さらに聞きたいことがあり、休憩時間に個人的に質問しにいったのですが、開発者のデス先生が私の傷をみて抗バクテリア作用を持つ新製品を用いた処置を実施して下さり、しびれと熱感がかなり収まりました!製品塗布から5分くらいすると赤み・圧痛・しびれが治まってきて感動・・・なんでも経験してみるものですね。
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自宅でもできるそうなので、先生の指示どおり昨夜と今朝も行いました。20分ものあいだ、ずーっとあれこれ個人的にお話を聞けたのも不幸中の幸い。完全に患者と医師の状態でした。(苦笑)
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自宅でもできるそうなので、指示通り当日夜と今朝も実施。安静・挙上・冷却しつつ、少し熱感は収まってきました。が、浮腫みもひどいので、MLD(マニュアルリンパドレナージュ)も患部は控えつつ首から上腕を中心に実施。こういう時に患部をムキになってさわると、悪化するだけですからね。そしてこれが今朝。
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当の猫はというと、デスク下に設置したゲージから出てきて、ゲージとデスクの間が狭くて気に入っている様子。ぐるぐるいいながら寝ています。
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それではいまから皮膚科に再診にいってきます!
*追記*
再診では「木曜日は仕事できるよ!」と主治医から力強いお言葉が!抗生物質は念のためあと10日間分きっちり服用すること、との指示をいただきました。予後に支障をきたさないようにスムースな回復に努めます・・・!引き続き挙上の日々。