ロレッタブログ

涙袋 - 2015.08.25

タカナシクリニックのスタッフブログに涙袋についての記事がありました。
そうそう、欧米人にとっての涙袋ってそんなに良いものじゃないんですよね。

日本だと「色気がほしい」とか「幸せそうな顔にしたい(目が笑うと涙袋が盛り上がるから)」などの理由で、わざわざヒアルロン酸注射して涙袋を目立たせる人が多いんですが、たしか欧米人にとっては「たるんだ老け顔の象徴」だったような気がします。

あとは日本人は「顔が小さい」と言われると喜ぶけど、これも「顔が小さい→脳味噌が小さい→私が馬鹿ってことをいいたいの?」となりかねないので、褒め言葉にはならないですよね。

八重歯はドラキュラとか魔女とか忌まわしいものの象徴なので、八重歯が見える笑顔が小悪魔的でかわいいどころか、ただの悪魔になってしまいます。(アメリカが特にそうなのか)歯並びはまず小さなうちに矯正して美しく整えるのが当たり前らしいので、子供に目をかけない親か、それとも矯正ができないほどの貧乏か、と思われるとはよくいいますよね。実際に私もアメリカの友人に「わかなは日本人なのに歯並びがとてもきれいだよね」と言われたことあがあるのですが「矯正じゃなくて生まれつきそのまんまがこれだよ」というと「すごいラッキーじゃん!」と驚かれました。日本人のイメージって、一昔前は「眼鏡で首からカメラ下げてどこでもシャッター押してる出っ歯の人」だっららしいのですが、いまでも「歯が汚い」イメージは残っているようです。(苦笑

ちなみに、流行がどんなに変わろうとも日本で売れる口紅の色は変わらないってご存知ですか?不動の第1位は「ピンク」!
とはいえ、淡いピンク唇がほほ笑むと黄色い歯が現れる・・・このコントラストが美しいか美しくないかといえば、やはりそんなに美しいものではないのは事実。一方、日本人の自然な歯の色はやや黄味がかっているものだそうで。ステインなどの色素沈着の経年の影響もありそうですよね。ご予算が許す方はぜひホワイトニングを。そしてそうでない方も、せめて2か月に1度は歯科で歯のクリーニングを徹底したいところです。

美白も「白いほうがより美しい」なんて言った日には、人種差別ですからねぇ。私なんか引きこもりのように室内で仕事ばかりしているので、まっちろです。きっと「この人はバカンスに行けないくらい貧乏なのか、それとも病気で入院していたのか」ぐらいに思われていそうです。(笑)

逆に、日本にはないけれど欧米で褒め言葉になるのは「頬骨が高いこと」ですかねえ。

ガラパゴス日本の美の観念。ブログをよんでふと思い出したので、書いてみました。