ロレッタブログ

大阪の旅 飛田新地 - 2015.10.08

大阪初日は大正時代に築かれた日本最大級の遊廓と言われた飛田新地の「大阪府登録有形文化財 鯛よし百番」にいってきました!
数日前に読了したのが、吉原の女帝とよばれ「人殺し使えるようじゃなきゃ、やってらんねえ」と語る高麗きちさんを訪ねた「吉原まんだら」だったので、東の吉原、西の飛田の比較になりそうですね。
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大阪に到着したのが午後だったので、ホテルにチェックインして一息つくためにTVをつけたらNHKのバクモンでまさにその日に飛田が取り上げられていました。でも、NHKだとカメラで撮るにはあの辺までがぎりぎりかな~。

場所は超高層ビル・あべのハルカスで有名になった天王寺駅から徒歩10分。(動物園前と新今宮よりも天王寺で降りたほうがいいです)昔は天王寺MIOと都ホテルぐらいしかなかったのに、賑やかになりましたね!天王寺は、あいりん地区がある釜ヶ崎、新世界、スパワールド、飛田新地、駅前の繁華街、そして高級住宅街などが凝縮されている地。釜ヶ崎は指名手配犯もまぎれていたりするのですが(市橋達也被告とかね)、近年は1泊¥500~¥1,000の簡易宿泊所が外国人バックパッカーの宿として人気らしいです。彼らにとっては本国のスラム街よりは過ごしやすいのかもしれません?

いうまでもないことですが、飛田では女性は働いている子か呼び込みのおばさん以外はいない場所なので男性同伴で行くことをお勧めします。女の子や店先の写真も撮影禁止。
すでに日が暮れていたので私たちは鯛よしさんにはタクシーで向かいましたが、途中パチンコ屋と見まがう派手なネオンの「スーパー玉出」が大阪ならではで懐かしく感じられました。(笑)若い女の子たちがいる「青春通り」をちょうどタクシーでとおったのですが、料亭の上り口にはとーーってもかわいい子たちが!飛田は女の子のレベルがとびきり高いとは聞きますが、本当ですねぇ。女の子本人が店先に座っているので、男性も画像加工で騙される心配がなくて安心ですよね。ちなみに、青春通りから離れるにしたがって、年齢層も高めの「妖怪通り」「年金通り」と呼ばれます。(ひどい)ちなみに、この通りの端には交番があって、おまわりさんもパトロールしています。共存しているのが面白いですよね。

鯛よし百番は、1918年(大正7年)に建てられた元妓楼。虎がお出迎え。がおー。
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現在は完全予約制のれっきとした料亭として営業しています。日本庭園(中庭)をぐるりと取り囲むようにつくられた回廊。
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これはお部屋に遊びにきたお客様同士が顔を合わせないようにする配慮なのかな?
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豪華で趣味が悪くてチープでキッチュな雰囲気が混然一体となった、決してセンスはよくない異界は何の建築様式なのかさっぱりわかりません。それが逆に面白くもあり。裏手には遊女の慰霊碑があるとか。飛田遊郭では、大門のそばに「一番」という店があって、奥に行くにしたがって番号と格式も上がるのだそう。つまり、百番は超高級店のひとつだったのだとか。

百番で食事を済ませたら、スリッパが置いてあるお部屋(宴会中)以外は自由にご覧くださいとのことで、敷地内を散策。なぜかお手洗いの天井にド派手な絵が!!
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階段側にある壁にも謎の絵。
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なぜ白い鳥居が??
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そもそもこれが鳥居なのか何の構えなのか理解不能。
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そのうえにはなぜか猫の彫り物が。
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広い座敷にはそれなりに傷んでいるのですが、
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絵がずらりと。
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またまた天井。
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私たちの他には、30~40代と思われるサラリーマン集団が宴会をしていました。たぶん同じ会社の人たちが連れ立ってきたんでしょうねー風俗にありがち。女性(私)がいたのでちょっとびっくりしたようでした。女性にみられると気まずいんでしょうかね?というか、気まずさを感じるぐらい初心なのがむしろ微笑ましい。(笑笑)きっと20代~30代のころに無茶してこなかったのかなー?純粋培養されて真面目一辺倒に過ごしてきた方々なのかもしれません。

男女ともに若いころに馬鹿やったり遊んでこなかった人が30~40代でそこそこお金を持つと、今さらのようにわかりやすくはじけることって本当によくあります。大学生になってようやく中二病にかかる、みたいなもんですかね。私は風俗は男性にとってのディズニーランドみたいなものだと思っているので、素人相手に感染症だの妊娠だのでトラブルになるぐらいなら、衛生面と体調管理を徹底したプロと割り切って遊ぶ方が余程まし、と思います。入れ込んでストーカーになったり(ありそう)、金銭的に破たんすることがなければね。まあ遊び慣れていればこれもなさそうな話ですが。

とはいえコミュニケーションの過程を経るよりも、お金さえ出せばセックスできる簡便性を好む男性はコミュニケーション能力も低いとは思う。労を要しない関係は発展性もないもの。無茶する頃を経たとしても、ゆくゆくは自力本願でいい女性を口説くぐらいの精神的成熟も遂げて欲しいですよね。だからこそ、馬鹿は若いうちにさんざんやっておいたほうがいいと思うのです。

詳しくはぜひこちらへ↓
■大正時代の遊郭が料亭に〜『鯛よし百番』に行ってきた
■衝撃の建物と立地!元遊郭の料亭は千と千尋のような異世界!(鯛よし百番)

出たところすぐにタクシーが何台が停車しているので、それを捕まえて帰宅。
運転手さんは女の子の送迎を個人契約しているらしく超事情通。曰く、飛田新地料理組合は現在170件ほどある料亭のうち約20件が閉店したらしいのですが、総勢約500人の女性が働いているのだとか。女の子の最高月給は250万くらいだそうで、天晴としかいいようが無い!!!しかし、下半身はただれないのでしょうか?経皮吸収の麻酔薬(リドカインとか)を使うとはよく聞きますが、そういうツールがないと勤めるほうも大変ですよね。私も自分が医療脱毛を受けるときにエムラを塗りまくりました。

料亭の営業時間は24時と決まっていて、24時前には通りに音楽が鳴るそうです。働く前には料亭側が女の子に身分確認として住民票の提出を要請しているのですが、先日は16歳の子が自分の姉(20歳)の住民票を提出して働いていたとかで(したたかですね)、お店が捕まって閉店に追い込まれたこともあるとか。これは気の毒。

ほかにも興味深いお話を沢山伺いました。飛田のすぐそばにもチャイナパワーが押し寄せているというお話が一番驚いたのですが、まさに下記の対談でも言及されていました。組合が団結して飛田を守ろうとしているのに、これはまた困りますね・・・。

■なぜ、女の子は飛田新地で働くのか? 元遊郭経営者が語る飛田の現在 【スカウトマン・杉坂圭介×社会学者・開沼博】
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