ロレッタブログ

運動=つらいこと? - 2016.08.15

「運動=つらいこと」と苦行のようにとらえている人が多いけれど、それってスポ根的な体育や部活のイメージが植え付けられているせいじゃないかな?私もスポ根は大嫌い。そもそも無駄な努力が嫌いなんです。ただ動けばいいってもんじゃないでしょう。でも、半年や一年で身体を作り変えようとか、ただのダイエット目的でエクササイズをするのもあまり意味がない。身体を動かすのは継続性が必須。今年だけ動かして、来年止めてるんじゃ意味がない。動ける身体は一生涯必要なものだからね。

身体に対する正しい情報が不足していて、流行のエクササイズをジプシーしている人も多い。関節も筋肉もさび付いて動ける身体になっていないのに、急に走り出してしまう。その結果、膝や筋肉を傷めて「やっぱり運動は嫌い」となる・・・せっかく動きたい気持ちが芽生えていたのに、こういうパターンは本当にもったいない!!!

私は「怪我のリスクを避けるためにも、まず運動できる姿勢になっているか、機能的に関節や筋肉を動かせるかどうか、姿勢分析を行ってから、必要な動きを機能的に行うべき。パーソナルトレーナーも正直ピンキリだから(これはフィットネス業界の課題ですよね)、まずはそれができるスタジオとインストラクターを探そう」と考えて、今のエクササイズを続けています。身体が資本の仕事だし骨折箇所もいくつかあるから、無駄なく、ロジカルに、量より質で動きたい。

ピラティスも色々あるけれど、私の選んだ流派は、創始者ピラティス氏のエクササイズを基本に現代の解剖学・生体力学の知識を取り入れているし、姿勢分析をした上で必要なエクササイズをインストラクターが組み立ててくれるので非常に安全で効果的。
元々靭帯が柔らかくて半月板も損傷歴あるし、骨折も何カ所か、さらに三角骨も外反母趾もあるので、将来的に膝が痛くなる可能性は大。そうした故障について解剖学的な共通言語で専門的な相談もできるから、本当に助かっています。(もちろんそうした用語に精通していない一般の方には別途わかりやすい表現で対応してくれますよ。)

整形外科の分野でも近年注目されてきていますよね。この専門誌も近日中にうちに届くので、ご興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいね。
0725-132

この大阪のスタジオの動画は、ピラティスの原則を理解するのにとてもわかりやすい。そもそも正しい姿勢や呼吸を知らない人がほとんど。ロレッタはお客様それぞれの自己ベストのお肌でいられることを目指していますが、せっかくなら身体も自己ベストで生きたいですよね。「肌だけきれい」で姿勢や身体がイマイチなのは勿体ない。