ロレッタブログ

パワープレートでのエクササイズ提案 - 2016.11.09

エンビロン新製品セミナーでは、パーソナルパワープレートの展示もありました。

私はもちろんパーソナルパワープレートのエクササイズ動画(先日のこれね)について、インストラクターに意見しまくってきましたよ!担当営業にも提案したけど、部署の人と話したほうがいきさつがわかるし。偶然捕まえた人がエクササイズ動画撮影に携わっていた方で、話が早い!曰く「そもそもそこまで気が付く人がいない」らしく「動画ちゃんと観てもらえてうれしいです!」と。やっぱりそうなりますよね~インストラクターに私が珍しがられたのも無理はない。(苦笑)

実はエステティシャンって、各筋肉の起始・停止どころか、筋肉の名称すら知らない人がおそらく9割以上。ボディの施術をしている割には基本的な解剖学の知識が無い。フェイシャルだって、皮膚断面図すらまともに描けない&説明できない人ばかり・・・。
こういう情けない現状が長く続いて(改善もしなさそうな)業界なので、私がどのメーカーからもご意見番として声をかけてもらえるのはむしろ自然な成り行きなのでしょう。私も製品開発者や処方の専門家、インストラクターなどスペシャリストと話すほうが楽しいので、頼りにしてもらえて嬉しい。私みたいに一匹狼でやってるサロンの提案を現場や企画に柔軟に反映してくれるのって、本当に光栄なことだと思うのです。

ということで、私からは現在のエクササイズ内容は下肢と屈筋群を鍛えるものが多いので、上肢と伸筋強化のバリエーションの充実を提案。特に下記の筋肉の強化を指定してきたので(笑)、今後に期待しましょう!!とりあえず、今すぐできるエクササイズとしてセラバンドを活用した上肢トレーニングも動作確認してきました。やってみたい方はサロンでご質問くださいね。

■エクササイズ動画のバリエーションを増やしてほしい筋肉群
・広背筋
・菱形筋
・僧帽筋中部~下部
・脊柱起立筋
・大殿筋
・上腕三頭筋
・ハムストリング
・内転筋
・外側広筋

手近な伸筋トレーニングは、パワープレート上でこの「スワンダイブ」をやってください。(脊柱や腰椎、首に故障を抱えている人は対象外)。ポイントは、両足を外転・外旋すること。これをやらないと腰椎の稼働が狭まるので腰を傷める元です。ただし腰椎と頸椎だけに頼らず、腹横筋を閉めながら胸椎を意識して反るようにすること。ヨガで首腰傷める人が多いのは、胸椎に柔軟がない状態なのに無理やり反ろうとするから、自分が動かしやすい首と腰だけで反ってしまい、曲げすぎて傷めるんですよ。

この後に、グラスホッパーもできればなお良い。床に手をつけばパワープレートでもできなくはないと思う。