ロレッタブログ

手順の見直し - 2017.03.12

ヘアケアもメイクもスキンケアも、製品選びには熱心なのに使用手順が恐ろしく適当な人が多い。
普段ないがしろにしている手順を修正すると、ぐっとコンディションがよくなることもあります。

たとえばシャンプーの後のトリートメント。
説明書にある「5分放置」を実際に計測している人って少ないと思うんですよ。
びしょびしょに濡れたままの髪の毛にトリートメント剤を適当に塗って、なんとなく数分経ったら洗い流すパターンが多そう。でも、これだと外側の髪の毛に荒く塗りつけているだけで、内側の髪の毛にはトリートメント剤がいきわたらないし、作用時間も足りていないとせっかくの良い商材も実力を発揮できません。(それなのに「効果が無い」とか言われるメーカーも気の毒)

防水タイマーと

目の粗い櫛は必須です!

水気をよくきった髪全体にトリートメント剤を塗布したあと、この櫛を通すことで髪の1本1本に均一にトリートメント剤が広がります。クリップで髪を留めたら、防水タイマーを5分にセット。
その間にビューティーフットで足の角質ケアをすれば5分なんてあっという間。湯上りに足にはさらにケラチンケアを塗布して指の1本1本までピカピカ。全身はもちろんリテクスチャーで!
エンビロンのモイスチャーACEオイルとダーマラックローションを組み合わせてもいいですね~。
これはお肌のコンディションで調整してくださいね。

アウトバストリートメント剤も、同じように櫛で梳かしてからドライヤーで乾かせば傷み知らず。仕上げは冷風を十分にかけてキューティクルを引き締めれば終了。自然乾燥なんてもってのほか!生乾きで寝ると切れ毛・枝毛を増やすだけです。
この数年無造作ヘアが主流のせいで、毎日髪をブラッシングする人も少ないと思います。良質のブラシで毛先から丁寧に梳かすとキューティクルが整ってほんとうに美しいツヤがでるんですけどねえ・・・。

指先、足裏、肌、髪の毛など身体の末端はケアが行き届いているか否かが現れる箇所ですが、実際には毎日少しの手入れを続ければそうそう汚くなりません。難しいことじゃないんです。この「たった5分」が面倒な人は、精神の老化が始まっている証拠かも!僅か5分の動作もできないということは体力もかなり低下しているでしょうから、肉体の老化も相当進行していそうです。

足の角質ケアって、カチカチに角質が溜まりきってからケアしても、残念ながらたった1度のフットケアではすぐには元通りにはなりません。足元を露出する夏になって焦っても、遅いんです。
角質肥厚した足はビジュアル的にも美しくないし、硬かったり痛かったりするのは自分でも不快ですよね。

毎日のたった数分のケアで、1年中キレイは保てます。
なんとなーくこなしているお手入れの手順をたまにはぜひ見直してみてくださいね。