ロレッタブログ

美容医療、エステで事故に遭わないために - 2017.05.14

このニュース大手エステってどこだろう??今どき大手と呼べるほどのエステはそんなに多くないはずだけど。メーカーさんに聞いてみようっと。

私は人体に侵襲性がある美容医療でマージンもらうのって、むしろリスキーだと思いますけどね。うちのお客様で数百万は売上があがったであろうタカナシクリニックですが、私には1円も入っておりませんよ。(笑)
私はお客様の悩みに対して複数の選択肢を提示できることが大切だとは思っています。でも、そこからどれを選ぶかはお客様の価値観次第。それにお客様の立場で考えたら、自分の身体に侵襲性があるものでサロンにマージン入ってたってなると、信頼関係を損なうとおもうんですよね。

医療ってサービス業じゃないので、私は問題点を的確に指摘して対処できる医者であればいいと思っています。こういう私に合うクリニックが、全ての人に合うとは限りません。高級感ある内装がいいとか、静かじゃないと嫌だとか、病院の出入りも誰にも会わないようにしたいとか、はっきり問題を指摘されるのは嫌だとか、入院設備完備がいいとか、好みや優先順位は人によって違います。そういう方に相性のよい病院は他にあるでしょうから、ご自分で納得いく医療機関を探せばよいのです。

私にできることは、病院と医師を選ぶ時のポイントとカウンセリングの受け方、事前の準備、ダウンタイムのお手入れの方法、傷跡の早期快復のケアの提案です。これを自分が身をもって試して出来るようになりたかったんです。自分がやりたくて、勝手に受けてるだけです。
マージンもらって余計なしがらみが増えるほうが、私はよほどめんどくさいし、お客様のためにもならないと考えます。だって、私は他にもよいクリニックがあれば、お客様にはそこをご紹介したいのです。マージンもらってたらそういうわけにもいかないでしょう?私には自由と正直が一番大事。

■美容医療、エステで事故に遭わないために

業界で事故が多いのは痩身と脱毛ですが、ロレッタでは開業当初から痩身と脱毛はやらない方針です。

エステで痩せるなんて幻想です。
サロンで「痩せたい」とご相談を受けることはありますが、「運動してください」「食事ノートつけて見直してください」「年々代謝が落ちて痩せにくくなるのは間違いないので、今のままだとこれからさらに太りますよ」「危機感持ってください」と容赦なく答えています。現実を直視してほしいから。痩身でエステでできることは、「頑張れ」と励ますことと「たるみが最小限になるよう皮膚をケアする」の2つです。たるみに関しては、サロンケアと自宅でのスキンケアを頑張っても、5キロ、10キロと大幅に痩せたり、短期間で減量すればやはり皮膚は余ります。それは美容外科で切り取ることになります。減量や授乳後の胸がしぼんで垂れてしまったり、大きすぎて垂れた胸を吊り上げるマストペクシーと似たようなものです。(でも授乳後の胸はマストペクシーよりも豊胸する人のほうが多いかな。)

痩身は食事制限と運動増量で結果的に痩せて引き締まることを指します。運動不足の人は、エステに通うよりも、エステで働いたほうが肉体労働なので痩せると思います。
自分の間違った生活習慣で増えた脂肪と体重は、自分で生活習慣をデザインし直して引き締めるしかないんです。お金出せば他人がどうにかしてくれるって考えがそもそも甘い!そんなメンタルではダイエットは成功しません。そういう思考回路の人は、一時的に少々体重が落ちたとしても、必ずリバウンドします。
あと、医療機関で脂肪吸引するともう太らないと勘違いしている人もいるけれど、生活習慣を直さなければ残った脂肪細胞は再び肥大して太ります。
健康的に引き締まった身体を手に入れたければ、自分の生活習慣を見直して、運動と食事の問題点を改善することです。

脱毛は医療機関で受けたほうが効率よいので、私はサロン勤務していた当時から、自分の顧客には「エステで脱毛するより医療機関でレーザー脱毛したほうが早く安くきれいになくなるのでそっち行った方がいいです」とお伝えしていました。
ワックス脱毛は皮膚を傷めるのと、レーザー脱毛の照射効率が悪くなるので、うちはそれすらやりません。
だから、脱毛は医療機関に行ってくださいね。安値のところ、痛みが少ない最新の脱毛機器完備のクリニックは、うちで教えますから。そこに通うかどうかは、ご自分でご判断ください。