アクティブレスト - 2017.11.13
「休日にぐうたらしてばかりいると余計に疲れる気がする。ちょっとでも動いた方が調子がいいように思うんだけど、あれって本当にそのほうがいいのかな?」というご質問をいただきました。
実はそのとおりなんです!
かるく身体を動かすことで疲労物質を軽減させる方法をアクティブレストといいます。最近は大分広まってきましたよね。アクティブレストという言葉は知らなくても、ご質問くださった方のように日々の生活の中で実感して活用している方も多いと思います。
特にデスクワークの方は、1日の終わりに感じる疲労は全身の筋肉を使い切ったことによるものではなく、頭脳労働と精神労働によるもの。頭脳労働は脳の疲労。もし肉体的な疲労があるとすれば首・肩・腰を長時間不自然な姿勢のまま硬直させ続けたことによる大変偏った疲労なので、リラックスして寝たくても逆に頭が冴えてしまって寝つけなかったりします。そのせいで「寝付きやすくするために」と飲酒量が増える人(アルコールは実は眠りを浅くするのだけど・・・)、食事量が増える人(てっとりばやくセロトニン分泌が増加するから)も多いわけ。
でも、これが続くと健康にも美容にもマイナスなのは明らか。こういう風になりやすい人ほど、実は身体を動かしたほうが気持ちも切り替わってよく眠れるんじゃないかなって思います。
特に病気といわれるほどの原因がないのに、やたらと疲れている・・という時は、身体の筋肉が衰えています。筋肉量減少=筋力低下=体力低下=スタミナ低下です。これで疲れやすくなっている可能性が非常に高いです。