【外反母趾手術】手術に備えて勉強した理由 その2 - 2018.05.24
昨日の続き。
私は医師に「ここはこうしろ。この処置はもっとこうして」なんていうふうに自分が処置の陣頭指揮をとろうとするような勘違い甚だしいふるまいは一切しません。
美容外科は案の定というか、こういう風に医師に指図する患者が比較的多いらしいのだけど(苦笑)、患者が陣頭指揮を執るとマイケル・ジャクソンみたいな顔になるということをおそらく理解していないのかも?もしくは、自分に限って悪いことは起こらないと思っているとか?まさかとは思うけれど、自分の方が医者よりも経験値が上だと勘違いしているとか?自分の顔は自分が一番よくわかっていると思っているとか?そもそも自分の顔をどうしたらもっとよくなるか、その方策が分からないからこそ、自分よりも経験と知識ある第三者からのアドバイスがほしくて美容外科に足を運んだんじゃなかったの・・・?
自分の知識量と知識レベルを過大評価すると、こういう振る舞いになるのかもしれない。
しかしあくまでも自分は素人とわきまえ、信頼できる医師を探すことのほうに時間と労力を割いたほうがよっぽど良い結果につながると思います。くれぐれも物事の優先順位を間違えないこと。
そして「自分が知っていると思いこんでいること」と、「実際に知っていること」と「自分が知らないこと」の量を勘違いしないように。はっきりいって、いくら素人が調べたところでせいぜいその知識はビギナーどまりです。これは、医療に限らずエステ、化粧品、エクササイズを問わずありとあらゆる分野において言えること。
だからもし治療そのものに疑問があれば、インターネットや知人の経験談や自分の偏った未熟な知識に頼るのはなく、まず主治医に相談することです。あなたの症状を理解しているのは、ネットの誰かではなく、あなたの主治医です。すごく単純な事実ですが、これを理解していない人は驚くほど多い。
こういうことって、わかる人は20代でもわかるし、わからない人は何歳になってもわかっていません。年齢・学歴・IQ・偏差値とかの問題じゃないんですよね。「人から物事を教わるときは素直さが一番大事」とよく語られるけれど、これは「知識の多寡ではない地頭が大事」と同じ意味なのでしょう。
こうして予め勉強しておいたおかげで、主治医やPTの方々とは話がスムースでした!せっかく沢山の医療スタッフの方々の尽力で良い形に整えていただいたんだから、よりよい快復を遂げるためには私自身が行う自宅リハやドレナージュ、装具歩行や傷跡のケアも非常に重要になってきます。自分を治しきるのは自分の力です。
こうしたリハビリやケアをさぼって怠惰に流されてしまうほうが短期的には楽です。しかし長期的な未来において後悔するのも自分です。手術がおわって気を抜かず、ひきつづき自宅ケアも毎日欠かさず継続します!