ロレッタブログ

【年代別 エステに通う頻度】20~30代の場合 - 2018.06.14

【20代後半~30代】
月1できれば最高だけど、現実的には難しい。季節が変わる3ケ月に1回はお手入れしたい。

ブライダルエステを期に、エステに通ったりホームケアでのお手入れに目覚めるタイプと、挙式で写真を撮ったらエステは終わりというタイプの二極化がスタートする世代。美容室やネイルサロンを利用するのと並列の感覚で、エステにいくのが当たり前、という高い美意識の持ち主も。これはすばらしいですね!

美容予算が限られている方が多い世代、かつ美容情報難民世代でもあるため、オールインワンジェルで済ませたり、コスメランキングをとりあえず網羅してみたり、クレンジングはプチプラコスメで済ませて、なぜか美容液だけ奮発したり等々、広告や宣伝に最もふりまわされた行動をとりやすい。したがって、アドバイス通り実行していただける「堅実で素直な何事もまず相談してから実行派」と、アドバイスをしても情報に振り回されて自分流に戻る「自己判断して元の木阿弥派」の二極化現象も。

本来は最も情報に翻弄されるはずのこの世代において、エステティシャンにホームケアや施術を全面的に信頼してお任せできる人は、「無駄な我は所詮役立たず」と理解している本当に地頭がよい女性たちです。

25歳ごろにピークを迎えた女性ホルモンの分泌は、次第に下り坂になります。細胞の回復力もピークで新陳代謝も活発な10代とは、実は少しずつ違ってきているのですよね。

さらにこの世代は、激務の仕事や職場の人間関係のストレスなどの影響により、男性ホルモン過多傾向にあります。
人生経験もまだ少ないため、ストレスのコントロールやあしらい方がより難しく、ストレスとフラストレーションの現れとしてお肌にマグマのようにニキビが噴き出てくる年齢です。交感神経優位になり、男性ホルモン過多とストレスで生理周期が乱れたり、毛深くなる方も珍しくありません。したがって、ニキビと角質肥厚のコントロールが課題になることが多いです。

この時期にみられる生理不順や月経停止は、実は「本人が生きるだけで精一杯の状況なのに新しい命を授かると、本人自身の生存がさらに危うくなるために排卵をすみやかに停止する」という身体の判断でありメッセージなのです。(私も経験者!!フェイスラインと顎はニキビだらけでしたよーーー!!!)

ストレスの元になっている人間関係から遠ざかるのが最も根源的な解決策ではあるので、育休や産休、転職で職場を離れたら一気にニキビが減った、という事例も。
ただし、ここで出産すると、次は産後の身体のメンテナンスと育児と仕事が同時並行の日々がやってきます。
出産で傷ついで伸びてしまった骨盤底筋群をパワープレートで早期回復を促したり、エイジングケアが視野に入ってきます。
「化粧ノリが悪い」「夕方になると肌がくすむ」「もう徹夜は無理」の意味が次第に実感を伴ってくるのが30代。お化粧ノリなんてよくて当たり前の20代とはもう違う、と感じるのが30代ですね。

30代の女性の3人に1人は肝斑があると言われているので、妊娠や婦人科系疾患を期に目立ち始める方も。
日光によるシミは、お手入れやUVケアを励行してきている方で30代後半、怠ってきた方は20代から出てきます

ロレッタのこの世代のお客様方は、エステや美容相談という主の目的に加えて、仕事やキャリア相談も兼ねていらっしゃることが多いですね。母親が専業主婦世代、かつ父親はまだ終身雇用制度が機能していた時代の入社組で給与も会社にいさえすればある程度スライド式に上がっていった世代なので、選択肢が多様化した現代を生きる女性としてのキャリア相談ができない、という事情もあるようです。

ものごとは自分で考えて決めたいし、自分の人生は自分のもの。そのために指針となりそうな人にはまず会いに行き、話をしてみる柔らかい頭と行動力、それができる感性を備えたお客様が多いです。サロンでお話することで、ストレス発散になっている部分もあるよう。

私にとっても、20代のトラブルは精神的&お肌の面でも、まるで網羅するかのごとく経験済み(笑)のトラブル事例ばかりなので、ご相談いただければお役にたてることは山ほどある、という感じですね。

特にこの世代に多い「継続的にエステに通いたくても、なかなか通えない。でも綺麗になりたい!」という方のために、ロレッタではホームケアカウンセリングサービスや、スキンケアレッスンをご用意しています。姉妹や親子でご利用いただいている方も、とても多いです。
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