ロレッタブログ

痩身コースはありません - 2018.09.15

ロレッタには痩身コースはありません。
うちのスタンスは「己の身体は己で筋トレと食事改善して作りましょう。よほどの痛みや変形はまず医療機関を受診してください」です。

自分の身体なのに「他人にどうにかしてもらおう」「周りの人に言われたから仕方なく」という自発性に欠けたメンタルで臨んでは、食事改善も運動習慣も継続しないから。もし一時的に減量に成功しても、リバウンドを防ぐことは困難!これは沢山の女性を見てきた経験からつくづくそう思います!!

「自分がなりたい自分になるために、自分でやる」が大事。
育児経験のある人なら、そう言い聞かせながら育ててきたはずですよね?
職業人も、指示されて嫌々やる仕事がちっともはかどらないのはご存知のとおり。
学生の頃は気のりしなかった勉強も、社会人になってから内的な意欲で学ぶと、実りの差は驚くほど大きいですよね。
高いパフォーマンスと成果の秘訣は自発的な意欲です。自分自身のためにやる、それが自分にとって重要だからやるという意欲。だから、食の見直しと蓄積した脂肪を燃やす運動も、本人が自分の意志で始めないと意味がないんですよ。

本気で変わりたかったら、いつまでも環境や人のせいにしないこと。
自分の人生や身体を他人に託さないこと。
本人が自力でメンタルをバージョンアップしないと、実行、継続、維持は不可能です。

痩せないもの、筋肉がつかないのも、身体が変わらないのも、リバウンドも、全て自分のせいだから。

<欲しい未来のための自問自答リスト>
1:あなたが手に入れたい未来はどんな未来ですか?
2:そのためにあなたが今すべきことは何ですか?
3:それを妨げているものは何ですか?
4:妨げているものに対してあなたは何をしますか?
5:その未来はあなたが心から欲しいものですか?それとも妨げを理由に諦められる程度ですか?
6:本当に欲しい未来なら、すべきことの実行に今、ただひたすら集中しましょう。

新しい習慣は、身につくまでは最低3ケ月。
しかも筋トレなどのハードルが高いものの場合は、250日以上かかると言われています。
だから取り組むなら、1日でも早いほうが良いのです。今日が人生で一番若い日だから。
1日に2~3回もある食事をベストやベターな選択に変えること。筋量と筋力を向上させる運動。
これらの成果はたった数回で表れるものではありません。継続して反復することで初めて得られます。
そのためには、最初から非現実的な大きな変化を追い求めるのではなく、些細で小さなことから着実に変えていくのがコツです。

ここまで読んで既に気持ちがくじけそうになった人は少なくないと思いますが(笑)、でもね、すぐにくじける人、メンタルが弱くて甘ったれな人だからといって、他人が24時間365日当人のそばにつきっきりで励ましたり指導してあげることは、できないんですよ。そうだったらなんぼか意志の弱さをカバーできるのに・・・と思う人も多いでしょう。私も本来は誰よりも怠け者。だから、その気持ちには激しく同意します!!

しかしそれを実現するなら、ライザップみたいなシステムに毎月数十万以上費やす生活を一生続けることになる。実現度は相当低いですよね。そこまでつきっきりでやってもらわないと食も運動も変えられないというのなら、よっぽど本人がだらしがない証拠だから「ライザップやめたらリバウンドしました」がオチでしょう。
その調子だと体型だけじゃなくて部屋も、キャリアも、人間関係も、全般的にとっ散らかっている可能性が大。セルフコントロール力が完全に欠落した人のだらしのなさとリバウンドについては、こちらの過去ブログもぜひご参照くださいね。
→●ライザップやめたらリバウンドしてしまいました。脂肪吸引するしかないですか? 高須クリニック高須幹弥が動画で解説。

植えた苗が育つまでは時間がかかります。数十年まともに動かさずにいた身体は、枯れ土に植わった傷んだ苗です。わずか数日、数週間で根源的に変わることはありません。歳を重ねると、代謝が落ちて太りやすくなったり、疲れやすくなったり、マイナスに思えることも増えてきます。そうなるまで世話を怠った身体が、ご自身の期待や予想どおりにすぐ変わらないのはむしろ当たり前。しかしそんな身体にしたのもまた自分です。脂肪はそう簡単には落ちないし、筋肉がつくのも時間がかかる。予めそういうものだと理解して取り組みましょう。だから小さな変化の積み重ね!

多くの人は、目新しいことに飛びつきはするものの、いつも同じところでくじけて投げ出します。
自分の内側からせっかく意欲がわいてきた時に、投げ出すのはもったいない。

仕事では基本中の基本のPDCAサイクルが、なぜか全くできていない。
PLANが非現実的すぎて、DOが継続不可能になり、CHECKすれば自己嫌悪と責任転嫁、現実逃避(目先の得)で他のACTIONに飛びつく。
アレヤコレヤと手をつけて、結局なにも身につかないこの効率が悪いPDCA!生産性が低すぎるPDCA!
なぜこれを繰り返すのでしょうか?「変わりたい」と口では言いながら、実は変化が怖い、本気で変わりたくない人としか思えない。

PDCAサイクルとは?からお借りしました。

そのためにも、頭の片隅に置いておいて欲しいことが3つ。
明日はそれについて記しますね。