ロレッタブログ

Steroid Nation | BBC Newsbeat - 2019.01.15

筋肉増強剤のアナボリックステロイドの威力ってほんと恐ろしい。心臓にも負担が大きいうえに、不妊にもなる。寿命を縮めてまで筋肉増量教の信者になる人々のドキュメンタリー。

首・腕・胸は男性はテストステロンのおかげですぐに筋肉が発達するせいで、やればやるほどナルシスト的に嬉しくなって止まらなくなるのかも? (実際には発達にも限界はあるけれど。)


それとも弱さに対する恐怖感や嫌悪?だったら抗鬱剤や抗不安剤も常用者かもしれない。関節にも過度な負荷がかかるだろうから、鎮痛剤の愛用者でもあったりして。男性の過剰な身体や筋肉への執着は醜形恐怖症の現れと思うので、女性の整形依存症や拒食症、過食症のようなものでしょうね。

若さと男性美が求められるゲイたちが筋トレに励むのは、身体が性的アピールの格好のアイテムだからこそ。だから女性がメイク道具を入念に選び、テクニックと工夫を凝らすのと同様に、彼らは筋トレを励行する。

本当は日々の生活でまんべんなく全身を使い筋肉も筋力もバランスよく維持、発達するのが理想。だから、自転車や車に頼らずよく歩き、重い買い物や荷物も自分で運ぶこと。それをおっくうがらずに日々励行していれば、バランスよく筋肉がついた身体になる。そういう身体は「天然もの」だし、過度の筋トレやプロテインやステロイドで無理に発達させた筋肉は「養殖もの」。養殖は見た目は迫力があるけれど、ひとたび動いてもらうと意外と機能的(ファンクショナル)ではない仕上がりだったりします。

トレーニングにはまる男性にありがちなんですが、身体の前面の屈筋群のトレーニングに熱中して、背面の伸筋群の筋肉量や筋力とのバランスがとれておらず、鍛えているのに猫背気味の方が散見されるのが、個人的にはとても気になります。