ロレッタブログ

私が太った理由、痩せた理由byリズ - 2019.04.09

薄着の季節を目前に、ダイエットや減量を決意したという方、そうしたご相談を受けることが増えてきました。

睡眠、運動、食事などの生活習慣の見直し以外に方法はありません。そのどれかがあまりにも軌道を外れている場合は、ストレスの元凶があるはずです。それにどう対処すべきか向き合いましょう。「できない」「無理」「時間がない」を言い訳に逃げたくなる自分の弱さを認めて、地道に軌道修正していきましょう。

絶世の美女のエリザベス・テイラーが、実はこんな本を出版していたのはご存知でしょうか?原題はTake-Off。減量停滞中のかた、食事制限だけでどうにかしようと無駄なあがきをしているかた、甘い物や脂っこい食事を止められない方にとってもお勧めの厳しい言葉が炸裂しています。(笑)

貴女の自己イメージと減量を管理できるのは、貴女以外のだれでもない。まさに貴女だけなのだ。

身長5フィート4.5インチ(162.5cm)の私が、外見・フィーリングの両面で最高の状態でいられるのは、体重が120~122ポンド(54.4~55.3kg)の間のとき。それ以上でも、それ以下であってもならない。

服のサイズに関しては、ひとことだけ警告しておきたい。貴女の場合、サイズ十二号の服でこの上もなく素晴らしくみえるかもしれないのだから、サイズ八号を着ることが全てなんて考えをおこさないで。私や他の人に合わせてでなく、自分に最もふさわしい体重やサイズを受け入れるように正しい判断をなさいね!私には私の、貴女には貴女の体型があるわ。そして言わせてちょうだい。貴女が足長だったら、私、ジェラシーを感じちゃうから!

「ダイナスティ」のデザイナーであるノーランによれば、私は映画女優にふさわしい体系の典型だそうだ。両肩は美形で、バストは豊満で、ウエストは細く、おしりが幅広でない。聞こえは良いが、私は貴女たちと同じように、変えられたらと思う個所が二、三ある。上腕部、あまりにも短すぎる足。二重になりかけている顎の先端。誰にでも自分の粗探しはいくらでもできるんですね?

外見が職業柄非常に大切な私の業界では、俳優や女優は自分たちの肉体的欠点について特に神経質なところがあるが、健康的な自己イメージをものにしたいと願っている貴女たちや私の場合は、自分たちの外見を現実的にとらえなければいけない。年齢とともに下落してゆく自己イメージをなんとかしようとして奮闘努力するのは、最大の挑戦である。


リズは映画の撮影のためには妊娠が発覚してはならず、47.5cmのウエストを維持して妊娠5か月で撮影を終了したことも。その後二人分食べ続けて、22キロ増量。増えた体重を2か月で戻して現場復帰。幼少からステージママに鍛え上げられ、子どもらしい子ども時代が無かったリズは10代にして世界的な有名人。同年輩の仲間と付き合うことを阻まれていたため、常に大人としてふるまうことを求められていたのだそう。年長者の保護を求めた結果、結婚と離婚を繰り返す。

事故死した夫の葬儀後は、不眠と食欲不振から1週間で6キロもやつれてしまったことも。映画「熱いトタン屋根の上の猫」の撮影現場で、なんとかリズに食べさせようとしたリチャード・ブルックスやスタッフたちの配慮には胸をうたれました。

数回目の結婚では、当時の夫の選挙活動に同行し、ドサ周りともいえる選挙キャンペーンに全力を注ぎました。見事当選を果たした夫は、ほぼ留守状態で仕事に没頭。夫婦の不和から、リズは一気に肥満へ。

スタジオ54で遊ぶリズ。たしかにこの洋服がお洒落かと言うと・・・。

81キロまで増えた時点で、私の物事をおかしいと判断する感覚は、何ポンドもの不健康なぜい肉と、それを無視することを決め込んだ心の問題の下に埋まってしまい、自負心からは、はるかかなたに遠ざかってしまった。そして、マスコミの取沙汰したほとんど全てが的を得ていた。好ましくぽっちゃり小太りなのと、ただでっぷり太っているのとではおのずから違うが、私はその境界線を越していた。生まれて初めて、私は自分のみかけがどうでもよくなった。

脂質と糖質だらけのジャンクフードが盛り沢山!

このあと、リズはどうなったか?続きは明日。