ロレッタブログ

Wの悲喜劇 ブスという呪い - 2019.04.06


今回のテーマは「ブスという呪い」。
オンナなら誰でも一度は浴びせられたことのある悪口、それが「ブス!」。ブスについて言いたいことが山ほどある!そんなオンナたちが思う存分語る。
「そんなことテレビで言っちゃっていいの?」…いいんですAbemaTVですからタブーに挑戦します。

→●abemaTV Wの悲喜劇 ブスという呪い

キレイ=モデル並みの細さやファッショナブルさのみを指すわけではないと思う。

むしろ、もてはやされいるモデルたちの体型は栄養失調かつ筋力不足では?と思えるぐらいの数字。頬がこけて骸骨が浮き出て見えるほどの痩せすぎで、動物(生命体)としては虚弱すぎて、本来のパフォーマンスを発揮できない体型なんですよね。 綺麗に見える法則としてのバランスや黄金比はあるけれど、だからといって細けりゃいいってもんでもない。ヒールは高けりゃいいってもんでもない。スカート履けばいいってもんでもない。メイクはいつでもばっちり決めればいいってもんでもない。かといって、「いつでも自然体」が「ただの手抜きと気の緩み」になってしまっては、本人のチャームポイントを活かすどころか印象をダダ下がりにするだけで、なんだか勿体ない。

エステをしているとよくわかるのですが、非現実的なキレイを目標にして、独り相撲で無理を重ねて袋小路に入りこむ人って少なくないです。誰だってこんなに近づいたら毛穴は有って当然なのに、「毛穴があるんです!」とかね。(笑)毛が生えてる穴だから毛穴なんだけど。(笑)ちなみに赤ちゃんや幼児、思春期前の肌は毛どころか汗も皮脂もまだきちんと分泌されないぐらい未熟だったり、大人として成熟する過程で分泌されるようになるホルモンすら分泌されていない未完成な肌。「赤ちゃん肌」を理想としたりうらやましがっても、とうにその年齢を過ぎた大人には実現不可能で非現実的で愚かな夢なのでやめたほうがいいです。だいたい成熟した女性がどうして今更赤ちゃんを目指さないといけないのかが謎だ。(笑)性的な成熟拒否や、非現実的な理想主義はひいては拒食症や醜形恐怖症にもつながるので、気をつけましょう。

「なりたい自分」「ありたい自分」ではなく、本意ではないプレッシャーを自分で自分にかけているのは無理しすぎている状態。美容だけではなく、健康も仕事も生活も、毎日コツコツ続いていくこと、続けていくこと、積み重ねていくことだから、宙に向かって一人でパンチを出し続けるような無茶で無謀な努力は続きません。

せっかく変わるなら、良い方向に導きたいもの。そこで間違ってはいけないのが方向性。 色々試してみて、極端から極端に針を振って初めて見えてくる「ほどよい着地点」ってあると思います。そういう地点を、誰もがそれぞれの年代やライフスタイルに応じて、柔軟に見つけられたらいいですよね。いい加減は良い加減のことですから。