安冨先生の絶版になっていたこの本。ついに再版されるらしい。とても好きな1冊なので嬉しい。しかも増補改訂版で、さらにご本人による解説動画付きらしい（笑）。

私は自己啓発やスピ系という名の集金システムよりも、生きるための思想は哲学や倫理学から学ぶ方がしっくりきます。必要はことはそこで既に語られていると思うので。

この本で取り上げられている多数の思想家や哲学者に関する情報が無いと読み進めるのが大変かもしれないけれど、おすすめです。私はヴィットゲンシュタインやポラニーやエーリッヒ・フロムは読んだけれど大昔すぎて記憶が薄れてきており（汗）、ミルグラムなどは実験やスモールワールドを知っていたのでまだよかったのだけれど、肝腎のスピノザはまだ読めていおらず、そんな程度の自分の頭でこの本が理解できたかどうかかなり怪しい・・・（笑）何度でもじーっくり読み返したい一冊です。