インタビュー第4回目掲載 - 2019.12.06
10月末に更新したのをすっかり失念していました。インタビュー第4回目を掲載しました。
この数年、親をやたらめったら毒親よわばりするような風潮もありますが、親への期待値の高さに驚いてしまいます。でもものは考えようで、もし完璧な両親から自分が生まれていれば、「あんなにできる両親から生まれたのに私はできそこない」みたいに捉えて自分を責めてつらかったりするかもよ?親は子供が何をしても口を出したくなるものだし、子供は親の心配を疎ましく感じるもの。近しい関係ならではのめんどくささなんですよ。結局、親に期待しているうちは、精神的な子供なのだと思います。2丁目の友人の画家のこうき君とかも知っているだけに、なんでも毒親に振り分けてしまうのはちょっと短絡ですよね。
退屈と不満を言いながらチャレンジしないのは、良い結果を想像して失敗するほうが自尊心が傷つくから嫌なのだと思います。きっと、よほど過去にがっかりしたことがあるのでしょうね。大抵はそこまで悪い事態にはならないものなのだけど、そうならない程度の生き方のほう安心で喜びで好きなのでしょうね。何の準備もなく楽観的すぎるのも問題ですが、ネガティブ趣味に時間を費やすことなんかよりももっとつらい現実があれば、人は過去と現状ととっとと決別するべく次のチャレンジに進みます。どっちがしっくりくるかは、人それぞれですが。
また、これは先日のご相談(→●インプットに割く時間のほうが大切)とも繋がりますが、ごく稀にですが、サロンの備品を盗むとか(うちもバレッタとビューラーと書籍が無くなりました)、当日キャンセル代を払わないとか、いろいろ困った行動をするかたはいらっしゃいます。しかしながら、長年いろんな人を観察していて思うのは、自分のした悪さはちゃんと返ってくるようになっているみたいです。不思議なものですね。
ネガティブ趣味は早めに手放ししたほうが、好転につながるようです。いいかげんネガティブな自分にうんざりしたなら、「こんな自分はもうやめよう」と思うはず。万が一の最悪なことを想像してばかりの臆病でうじうじと自己防衛に精いっぱいな自分を捨てる、「変わりどきが到来したサイン」を逃さないでくださいね。
ロレッタインタビュー(vol.4)