ロレッタブログ

多発性骨髄腫とかアルコール性肝硬変とか - 2019.12.21

漫才師の宮川花子さんが、多発性骨髄腫の治療中だそうですね。友人のお母様も同じご病気です。

骨がとてももろくなる病気のため、上半身が全て骨折しているような状態なので、洗顔や髪を洗ったり身体を洗ったりする日常動作すら不自由です。そうした状態でも最低限可能なスキンケアのご相談をいただいています。

お薬の副作用で皮膚がぼろぼろむけてきたりすることもあるので、お肌質も考慮しながら、骨折した身体で行える簡便な手順で済ませられるように、見繕っています。入院や療養中でも、最低限身ぎれいにすることは、人間としての尊厳を守ることにもつながると思います。

そのほかにも、働き盛りの30代~40代は自律神経系や免疫系まで不調が進行して症状が出ている人がとても多いです。それを無理矢理やり過ごして無理をしてしまうと、難病を発症することが多いようです。

心身の健康は、取り返しがつかなくなってからでは本当に遅いです。本来は飢餓や感染症で30歳か40歳が寿命だった人類が、長寿化で細胞分裂の回数が増えたために分裂のエラーが起こり、ガンが増えました。

また「生存の悩み」がほぼ解消された現代では、次は「実存の悩み」が問題になるわけで、感染症や飢餓で死ぬ心配がなくなった代わりに、心身症にかかる人の割合がぐっと多くなります。

Y子先生が送って下さったこのニュース。現在51歳らしいのですが、末期の肝硬変で肝臓が壊れきっているせいか、全身がしぼんできているように見えます。もともとすごくおきれいな方ですし、才能もあるので、この年齢でこんなに健康を損なってしまうなんて本当にもったいないです・・・。

→●林葉直子が9年ぶりに復活宣言

いつまでも若いままのセルフイメージで健康を過信して、自らそれをないがしろにするような生活は、後悔先に立たずです。預金通帳の残高ばっかり増したところで、健康な心身でなければそれをつかって人生を楽しむこともできません。 いろいろ養生や気を配っていても病気になることはあるのが、もどかしいところですが、やはり特に、お酒の機会が多くて、運動をしていない人、運動量が圧倒的に足りていない人、甘いものを食べる量や頻度が多い人、お腹が空いていないのに何か食べるという人が、太ったり生活習慣病になる割合が、ものすごーく高いです。

今年ももうあと少しです。2019年に養生を考え直した方は、ぜひ年末年始に2020年からの過ごし方もご自身の将来のために、ぜひじっくり検討してみてくださいね。ピンチはチャンスですから!