ロレッタブログ

「依存」も「たすけあい」もグラデーション - 2020.01.21

植島先生繋がりで知り合った日本最大の読書会『猫街倶楽部』主宰の山本さんと、エッセイストの紫原さん。

紫原さんにはお会いしたことはないけれど、ブログは数年前から私も好きでよく読んでいたので(パンをとにかくよく焼いていた記憶が。そしてキャバクラ訪問記には涙が出るぐらい笑った)、家入さんとの離婚後にエッセイストとしてデビューしたときも、声がかかって当然な感じがしました。バツイチ子持ちのお二人がつきあい始めたと知った時は、とーーーーっても嬉しかったのです。だって、本当にお似合いの組み合わせだと思ったんですもの。

紫原さんのこれとか ↓↓

私も彼も、離婚を経験したことで「始まりから終わりまで」を一度見ているんですよね。同じ轍をなるべく踏みたくないから、「バッドルートに行かないためには、今ここで頼っておいたほうがいい。そうしないと後々自分が爆発して泥沼になるぞ」みたいな判断ができる。自分の体力・精神力の限界と、それがパートナーとの関係にどう影響を及ぼすかが見えているというか。だから彼も、「今ここで話を聞いておかないと後でまずいことになる」という風に意図を汲んでくれる(笑)。

山本さんのこれとか↓↓

うまく気持ちを言葉にできない人というのは、「矛盾したことを言ってはいけない」という意識が強い。でも人間って、「かわいそうだけどうざいな」とか「うざいけど放っておけない」とか、矛盾した気持ちが必ずあるはずです。それを、全部出せればいいんじゃないかな。パートナーに対しても「君の言っていることは正しいし同意したいが、こういう理由で抵抗感をおぼえる自分もいる」「うじうじ悩んでいることは否めない、でも本当はちゃんとしたいとも思っている」みたいに、いろんな感情をちゃんと話せるといい。白か黒かのロジックだけで伝えようとするから、だんだん会話がなくなるんです。

目下問題を絶賛抱え中の人には、思い当たることが沢山あるんじゃないかと思います。

 
→●成長を目指しながら、成長できない姿も受け入れ合う。「直線と円環」が育むやわらかなパートナーシップ