ロレッタブログ

家族を守るためです。私はカルトじゃありません! - 2020.01.28

60代の経営者の方に「オーガニックの中には、カルトっぽいのもあるので注意したほうがいいわよ。よく見ると、ロゴにちょっと変なマークなんかが入っていたりするから、気をつけてみてみて」と教えていただいたのが数年前のこと。

たしかに、そういうのから派生して、根拠のよくわからない石や水やらを高額で買わせる『自然崇拝スピ系』、子宮を聖なるものとしてやたらとあがめる『子宮系』とか、この世を操る黒幕たちによって何もかもが汚染されていると信じ込む『陰謀論系』とか、混ざってきそうな感じなのは、なんとなくわかります。

目の前は太平洋、ふりかえれば山々の環境で育った私に言わせれば、「石はただの石だし、水はただの水だよ」としか言えませんが(笑)。

子宮なんて低用量ピル飲んで排卵も止めているし、出血も無いから生理痛さえないので私なんか365日意識なんてしやしないし、そもそも沢山ある内臓でなぜ子宮だけが聖なるもの扱いなのか?子宮って袋みたいなもんだから、どっちかというと卵巣のほうがホルモンとか大切な役割を沢山になっていると思うんだが、なぜ子宮だけクローズアップする?脳も心臓も膵臓も腎臓も肝臓も胃も腸も、男の精巣も尿道も、全部大事でしょ?目は大事だから2つあるんじゃないの?腎臓も大事だから2つあるんじゃないの?肝臓は大事だから再生するんじゃないの?とか思うし、脳も脊髄も大事だよ?ってかそこが動いてないと人体はまともに機能しないけど?努力したくないけど特別な人間になりたい願望が捨てきれず、かつ自意識過剰な自分を認められないあがきから、たまたま備わってた臓器に過剰に投影してるんじゃないか?とも思うし、 そういう語りと自己演出をしたいタイプはN・クォールスコルルベットの『聖娼』とかお好きなタイプなのかもしれない。

ちなみに、N・クォールスコルルベットの『聖娼』 はこれです。

陰謀でどうにかできるそうなほどこの世が単純ではないことぐらい42年も生きてればわかるし、黒幕説につっこみ入れるぐらいの多角的かつ批判的思考回路ぐらいは持ち合わせていたいと思う。信じる信じないは個人の自由だけど、勧誘して財産寄与を要求するとか、要求しなくてもそのように誘導するとか、やっぱり変だと、冷静に思う。

冷静に考えたら、うさんくさい思想や〇〇論の祖語や矛盾に気づきそうに思うのだけど、自分の頭で考えて生きるほうが辛い人たちにとっては、うさん臭いものであれ、極端なものであれ、誰かが言ったことに従い、思考停止のまま生きてる方が楽なのかもしれない。自分の事を自分で決められなくて、お金がそこそこあって、淋しくて無防備な世間知らずの人は、搾取する側にしてみれば非常によいカモなんですよね。

実際に、こんな事例があるらしい。みなさま、くれぐれもお気をつけくださいね・・・!