ロレッタブログ

介護美容研究所インタビュー - 2020.02.13

昨年から講師のオファーをいただいている介護美容研究所。今期はアドバンスコースでフェイシャルの授業も担当しています。

生まれつきの造形の美醜に関わらず、自暴自棄なってしまった人は、早ければ40歳~60歳ぐらいで早々に色んなケアを疎かにしていきます。「人目につくからたまに髪切るぐらいでいいや」みたいな感じでしょうか。

でも、長く女性を観察していると本当によくわかるのだけど、そして厳しい言い方になるけれど、女性がみじめったらしくなるのって、正直なところ「あっという間」なんです。特に閉経にさしかかる50歳前後は、ケアを積極的にしてきた人と疎かにした人とでは、後者はまるで滑落か雪崩のような勢いであっというまにしぼんでいきます。整形とか、そういう問題でどうにかなるレベルとは違う意味で、変わっていきます。

いっぽう、自分自身を何歳になっても丁寧にいつくしんでケアしたいと思い、実践なさるかたも沢山いらっしゃいます。90歳になっても、やっぱり女性はきれいでいたいのです。男性だって、かっこよくいたいのです。80歳、90歳、そして100歳の方だって、メイクやトリートメントをしてみたいと希望されますよ。

「先生私ね、キレイになりたいわけじゃないの。でも、みじめな姿にはなりたくないなあ。」と仰る高齢者様がいた

グレイヘアーが素敵なご利用者。 口紅をひとつ引くだけでも前向きな気持ちになり、人に会いたい・・外出したい・・など意欲が湧いてくると言われております 。

「こんなに話を聞いてもらったの久しぶり」と瞳を潤ませる方。 「あまり優しくされるとお別れが寂しい」とうつむく方。 長い時を生きてきた高齢者様の人生を彩り、少女のようなときめきや笑顔、涙、希望に出会う。

https://twitter.com/tokyoBCacademy

代表の山際さんと、私を発見してくださった公報の中野さんのインタビューをご紹介します。

→●介護と美容「いくつになってもきれいでいたい」と「働きたい」を繋ぐ