ロレッタブログ

閉経後の潤い補給は全身です - 2020.02.18

サロンに通い始めた頃は40代前半だったお客様方が、50代半ばになり「何を塗っても乾燥するようになった。閉経がこんなに身体に影響するなんて知らなかった」とおっしゃいます。

更年期は必要以上に恐れる必要はないけれど、準備しておくことはできるものです。当ブログでも散々そうしたことを述べてきているはずなのだけど、意外と皆さん「我がごと化」していません(苦笑)。生きていれば等しく訪れるのが老化です。「私だけは例外」ではない。

女性は閉経後5年ぐらいの間に急速に外見&内面ともに老化が加速します。エストロゲン分泌の低下は、意欲の低下も引き起こすので、何もかもだどうでもよくなってくるのです。「おっくう」「出歩くのが面倒」「あれこれ塗るのも面倒」「外出すると疲れるから嫌だ」「座りたい」など・・・年齢とともにそういうことをすぐ口にするようになるかたを、あちこちで見かけたことがあるのであないでしょうか。

ホルモン分泌の低下や更年期は男性にも同様に訪れるのですが、女性のほうが身づくろいや身を飾る意識がもともと高い方が多いために、本人も老いや衰えを実感しやく、周りにも衰えの変化が目につきやすいのです。

老化といわれる現象は多様ですが、基本的には機能低下と次第に枯れていくことを意味します。どんなにケアをしても、水分も油分も分泌量は減少し、それらを補給しても潤いとして保持する能力も減少します。つまり枯れてパサついてあらゆる組織が硬化していきます。

わかりやすく例えると「みずみずしかったササミが半生のササミジャーキーになる」みたいな感じです。閉経を境にうるおいが減ると、目も肌も口内も膣も乾燥します。

婦人科系の検査やセックスが激痛になったり、おりものが減って下着のくろっち部分が擦れていたい、膣炎を起こしやすくなる、頻尿、尿モレなど、泌尿器系や婦人科系の老化も進みます。骨盤底筋群や体幹の筋肉を鍛えないまま加齢に任せていると、そうした症状も進行します。分泌物の現象は、お顔や全身にボディクリームや美容液を朝夜塗って保湿するように、婦人科系も保湿してあげてくださいね。ドラッグストアにもあるけれど、探すコーナーを間違えている方もいらっしゃったので、通販も便利だと思います。

尿モレする人も多いので、実は通販市場で売れているのが尿モレパッドとオムツだそう…そうならない前に、運動も並行していきましょうね・・・!

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