ロレッタブログ

抗体検査 - 2020.03.30

コロナの潜在患者なんて数十万人レベルでゴロゴロいると思うのだけど、保険適用にしたらあっとうまに数字が増えてきていますね。

関西のお客様や知人曰く、去年の10月~1月にかけてかなりひどい風邪が流行っていて、「長期間微熱と咳や痰が止まらず「肺炎寸前」と診断」とか、「数日間の高熱で急性咽頭炎と診断されたけど、あれコロナだったかも?」「食事会を約束していた知人が密室で数人で6時間会議してコロナ感染発覚」「12月にひいていた風邪がコロナの症状にぴったりだけど、あれだったのかな?」みたいな声が続々聞こえています。そんなもんですよね。そうやって、国民レベルでジワジワと集団免疫の獲得がなされるのにかかる時間が、「最短で約2年ぐらい」らしいわけですよ。

だったら、精度が低いPCR検査で陽性だの陰性だのと騒ぐよりも、コロナの抗体を持っているかどうかの検査をしたほうがいいんじゃないの?

特に人と間近で接する、学校の先生、医療従事者、接客業や営業の人、私みたいな仕事の人が抗体を持っているかどうかを調べるわけです。

もしコロナの抗体を持っているのがわかったら、 終生免疫じゃなくても今季はもうコロナにかからないのだとしたら(再発って再燃のことなんじゃないの?とも思う)わけですから、安心して治療や仕事に当たれると思うんですよね。 ゼロを証明するのは最も難しいので、だったらゼロじゃない(抗体がある)を調べた方が、まだ確実な気がするのだけど・・・?

そのほうが、皆さんの精神衛生にも、経済にも、治療にも、良いんじゃないんでしょうか?これ、日本で進んでいないのかしら・・・?

1人の感染者が新たに感染させる人の数が平均1人未満になった時点で初めて、その集団は集団免疫を獲得したということになる。感染が全くなくなるわけではないが、拡大を防げるということだ。

 集団免疫に関する知見の多くは、感染力が非常に強い麻疹(はしか)から得られている。感染力が強いほど、集団免疫を達成するためには多くの免疫獲得者が必要になる。例えば麻疹の免疫を持たない集団に感染者が1人いる場合、18人もの人に感染が広がってしまう。この数を1人未満に下げるためには、集団のほとんどが免疫を獲得し、感染者と次の感染候補者との間で盾となる必要がある。麻疹の場合、集団免疫を達成するには95%もの人が免疫を獲得する必要がある。

 これまでの研究によると、新型コロナウイルスの感染力は麻疹よりも弱く、感染者が新たに感染させる人数は平均2〜3人とされている。この場合、集団免疫を達成できる免疫獲得者の割合は人口のおよそ60%だ。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/032400186/?P=2