ロレッタブログ

エムグラム診断 第2回目 - 2020.04.30

医療崩壊を防ぐために感染拡大を極力緩やかにする方策としての三密を避ける&外出自粛のはずが、「自粛率の達成度はどうなんだ」みたいになってきていて、目的と手段があべこべになってきているあたりが同調圧力様様の日本らしい予想通りの展開ですね。


さて、エムグラム診断から、「前回の診断からしばらく経過しているので、久しぶりに診断してみませんか?」的なメールが届いたので、やってみました。

・フィガロを構成する性格の変化

人の性格は、環境の変化や役割の変化によって常に変化し続けています。いい変化の場合もあれば、必ずしもそうとは言えない場合もあります。そして多くの場合、その変化は自分の気がつかないところで進みます。例えば、職場や学校に自分が受け入れがたい性格の人が集まっていると、最初はその人たちのことを嫌だと思っていても、いつのまにか自分も同じような言動をしてしまうようになっていたりします。

その時その時の自分の変化を客観的に知り、それが自分にとっていいことなのか、それとも違う方向に進んでしまっているのかをきちんと判断し、自分の性格の長所を活かしながらも、性格の変化をうまくコントロールすることが大切です。さて、今回の診断は、前回から84日経過後の診断結果です。この期間での性格の変化の分析結果をお伝えします。

 

相変わらず、いわゆる「お客さんをチヤホヤと持ち上げてなんぼ」的な接客よりも、課題解決型のサービス提供が向いていそうなのがよくわかりますね。そして、ただでさえ低い共感力が、さらに低下していました!!(笑)

私はこの説明を読んでとてもびっくりしたのですが、そんなにみなさん他人との相性とか出会いを気にしているものなんですか?もしそうなら、私が共感力がとても低いのは無理もないですね(笑)。

他人とうまくやっていく能力と、迎合や自己犠牲はイコールではありません。もし他人とうまくやっていくために、まず自分はこびへつらわなければいけないし、そのためには自分を犠牲にして相手に合わせたほうがいいし、社会で生きていくにはそうするしかないのだ、みたいな感じに混同して生きていると、「自分が何をやりたいのか分かりません」「自分がどうしたいのか考えたことが無いので決められません」みたいな人になるだろうし、実際そういう人は少なくないです。そんな思考回路で生きているとどんな人ができあがるかというと、「自分は人生の困難に対処できる力がある」という自信はつかないし、粘り強く頑張れる精神力も培われないので、いい年してその本質が「いつも逃げる人」になりますす。

これがどいうことかというと、自力で道を切り開く勇気もなく、メンタルの土台が怯えと恐れなので人の顔色をうかがいながら場浮きしないことに執心し、好まれそうな返答や相槌ばかりを自動反射的にくりかえしていれば、これはつまりストレスに弱いということを意味するので、「自分がどうしたいのか自分でわかりません」になるのは当たり前なんですね。だって自分の中身がからっぽなんだから。空っぽを満たすために自力で奮い立つ勇気もないのでループ的にこれを繰り返します。

クリティカルな思考ができない人は、行動指針が親や彼氏や夫や子供、はたまたうさんくさいスピ系の人などのあくまでも他人からの指示になります。つまり、指示が無いと動けない空虚なロボット人間と化します。50歳前後でこういう感じだと、正直それから先はかなりきついです。なぜかというと体力・筋力・脳など全ての機能の衰えが加速するので、こんな根源的な土台の部分を掘り返して立て直そうったって衰えが勝ってしまうんです。そんな状態で自分を奮い立てせられるかというと、かなり高い確率でもう何もかもが間にあわないです。そしてストレスとプレッシャーに弱いので、より守りに入るしかなくなり、「でも文句だけは言いたい」みたいな感じになります。

何が性に合うかはひとそれぞれですが、どうも幸せそうでも楽しそうでもなくて、文句を言いながらカゴのなかでブーたれて終わり、みたいな感じがすごくもったいなく思います。でも自己成長や幸せを目指すよりもリスクやチャレンジの方をもっと取りたくないのなら、それもまた本人の選択です。

そして、こういうことを実際にどんどん口に出すほうなせいでしょうか、相性の合う人の確立も前回よりもさらに低下していました(笑)。でも、相性ってその時のお互いの心理的状況とタイミング次第で誰にでも生じうる一時的な錯覚だと思うんですけどね。似た部分をみつけたら共感して、理解できないと思ったら別物に感じる、みたなものじゃないでしょうか。こういうことを考えるあたり、我ながらほんとうに共感力が低いと思います(笑)。

私は当たり障りのない会話をすることにお金を払うのは馬鹿馬鹿しいと思うほうなので、なんでもはっきり言いますが、これでもまだかなり控えめなほうなので聞く耳を持ちたくない人にはきついと思いますが、素直な人は「すくすく」とか「グングン」という形容がぴったり当てはまるぐらい良い方向にご自身を伸ばしていかれます。

そして、若いからといって皆が素直なわけではないですが、若い人のほうが打てば響くのとおり、言われたことを即実行に移せる人の割合は多いです。

そして、その素直さを活かしたまま30代、40代になった人が、その年齢にふさわしい経験に裏打ちされた誠実さと行動力を兼ね備えていれば、これ以上に他人から信頼され、愛される性格要素はないのではないです。毎日いろんな方々とお会いしていて、そう思います。