ロレッタブログ

ベーシックインカムが始まる? - 2020.04.08

自民党の30万円現金給付の対象者は月収8万円の計算らしい。って、そもそもこれはコロナじゃなくても国が助けないといけないレベルでしょう。

児童手当月1万円も、学校や登園自粛で対応に追われる子育て世代の当事者やご家庭には全然足りないでしょう。事業者には銀行からの5年間元本返済据え置きの融資とか、雇用助成金とか言ってますが、それ結局は「自分で借金してしのげ」ってことですよ。さっさと現金刷って配ればいいのに。

他人と関わりを7~8割減らすことを要請しながら(巣鴨は賑わっているらしいので高齢者が心配)、通勤電車は普通に混んでるらしいし、飲食業や小売業には補償なしで、出てきた経済支援策がなぜか今じゃなくてアフターコロナのGO TO EATとかGO TO TRAVELとか、案としてもネーミングセンスも絶望的だ。政治の大義が正義と平等ではなく、おっさん間の利権の回し合いしかやってこなかった日本。その脳みそから出てくる案はこの程度。オリンピック前に世界に誇る日本の飲食店はほとんど壊滅してしまいますよ。通勤電車で感染爆発したら、ようやく補償に向けて動き出すのでしょうか。先手を打つという発想が無い。

この感じだとじわじわと生活保護申請が増えて、それが日本のベーシックインカム的なものになるのかも?お金の意味が、毎月必ず国から配布される物資交換用の紙切れと化す。もしくは、貨幣ではなく物々交換に戻るとか。世界をここまで短期間で変えるのが、知能も持たず目にも見えないウイルスというのが、本当に興味深いです。

 

→●WIRED「ベーシックインカム」の社会実験が難航中、果たして本当に有効なのか?

ベーシックインカムに関する長期実験の計画を2016年に発表した、老舗インキュベーターのYコンビネーター。オークランドでパイロット実験を実施し、2019年にはより大規模な実験の開始も計画している。だが、物事は思惑通りには進んでいないようだ。その背景を考える。

ところで、上記のKurzgesagtの動画は、日本語字幕は表示されますか?わたしはPCから再生しているのですが、英語字幕しか表示されません。一生懸命リスニングの勉強を兼ねて自分がまだ聞き取りづらいところを何度も再生しているのですが、先日のコロナのアニメーションでは日本語字幕付きの画像をみかけたのでびっくりしたのです。聞きなれない単語(そう、好中球・・・)のリスニングがあんなに大変だったのに、まさかの日本語字幕・・・!

学びは終わりがないけれど、それが一番楽しいですよね。