ロレッタブログ

自粛太りは1か月平均2kg - 2020.05.08

なんとコロナでフィットネスブームに拍車がかかるかと思ったら、一般的には太る人の方が多いらしいです・・・!ビッグデータ解析によると、1か月で平均1kg~2kgだそうです。お肉の塊で2kgというと、結構なボリュームです。

「コロナ太り」急増中!?太ってしまう人の共通点とは?【生活習慣の変化を調査】

このまま夏もクーラーの効いた室内でゴロ寝してネットフリックス鑑賞、おやつにアイスクリームを食べ、シロップ入りのアイスコーヒーやジュースを飲み、夜はサワーやビール、そして焼肉やバーベキュー・・・という生活になだれ込むと、あっというまに秋冬がやってきます。

秋冬はコロナ第二波が来る可能性が高いです。そうでなくてもインフルエンザや風邪の流行時期。その時に、春と夏の2シーズン(梅雨も含めれば3シーズン)もかけて免疫系を弱化させてしまった肥満者やヤセや生活習慣病者は、真っ先にコロナのターゲットになる可能性が高い。なんせいずれのタイプも栄養失調なのですから、ウイルスや菌と戦う余力がないのです。

さらに秋冬は日照量も減ります。これにより紫外線照射により皮膚で合成されるビタミンDという免疫を強化するビタミン(というかもはやホルモンに近い物質)の産生量が減少します。

そしてさらに運動不足が筋肉量減少を招き、筋肉そのものから分泌されるマイオカインという免疫ホルモンの分泌も減少します。免疫が落ちる環境要因は、秋冬のほうが多いのです。

気温の低下とともに湿度も低下しますが、乾燥した環境下では呼吸器はダメージを受けやすくなり、ウイルスに感染しやすくなるというのは皆さまご存じのとおり。かといって、寒い最中に暖房を効かせたいのに、換気のために風が通り抜けやすいように部屋の窓を2か所以上開けておくのはちょっとね・・・という人もいるかもしれません。手洗いも、「寒い」「水が冷たい」などでおっくうになるかもしれませんよね。

つまり、おそらく多くの人にとっては、高いパフォーマンスを発揮しながら仕事や生活を送るのは、春夏よりもむしろ乾燥を余儀なくされる秋冬のほうが大変なのです。

今は健康に自信がまだあるという方も、ダラダラ生活で秋冬になってから慌てることのないように、4月に増えた体重は5月のうちにリセットするぐらいの自立&自律を心がけていきたいものです!これを読んだら今からスニーカーを履いて30分ウォーキングに行く!ぐらいのフットワークの軽さを維持して、6月の梅雨シーズンも乗り越えましょうね。