ロレッタブログ

1日たった38歩の人も?在宅勤務は要注意 - 2020.06.20

週休4日になった方や、在宅勤務ベースで部署ごとに出勤日を調整していたり、出勤時も時差出勤や時短勤務になったりと、フレキシブルな対応をしている会社が多いみたいですね。

約1か月ぶりに出社したお客様から、こんなご報告をいただきました。

⇒「久しぶりに出社したら、女性は顔が丸くなっていて、男性は前よりもお腹がさらに出ていた。もともと運動している人は変わっていなかった。」

お腹は内臓脂肪がつく唯一の部位です。つまり食べすぎ、栄養の偏り、カロリー過多、運動不足の証です!さらにお腹は皮下脂肪ももっとも厚くつく部位です。5月の丸一か月の過ごし方が、そのかたの体型と体組成に確実に反映されているのでしょうね。

通勤は、駅まで10~20分歩いて電車で1時間くらい立っている程度のことは、あえて「運動」と呼ぶほどの運動量では無いです。しかし、在宅でそれさえなくなり、もともと運動をしなかった人は、ほぼ寝たきりの状態に近い活動量の減少を起こしています。

実際に、筋肉が減ることで、姿勢が保持でなくなり、オフィスデスクではない急ごしらえのPCスペースで座り続けて腰痛や肩こりがひどくなったり、体重や体脂肪率が増加したりなど、体の調子がすぐれない方も多いようです。

興味深い現象ですが、緊急事態宣言前後もその最中も、全くペースを変えずに毎週ピラティスを継続していらっしゃる方は、そういうことが全くないのですよね。むしろ来店で週2~3回マシンピラティス、さらに平日もうあと1回オンラインセッションを追加されたりもしているので、よりコアや肩関節、股関節も筋力が向上しています。

意識的に、ご自身の仕事中の姿勢、通勤中の姿勢、歩行姿勢、静的姿勢など、こまめなフォームチェックを行い、基本的には「立つ」で1日を過ごし、暇を見つけてはスクワットするぐらいのつもりで、筋肉減少からご自身の身体と生活を守っていきましょうね!油断していると、なんと1日38歩しか歩いていないこともあるようです。

1日たった38歩の人も? 在宅ワークで腰痛民が増えるワケ、気を付けたい「猫背姿勢」