ロレッタブログ

夜の業界の人が今回のコロナ問題でなぜ発信しないかというとその言葉自体を持ち合わせていないんですよ。 - 2020.07.22

夜の街をスケープゴートにしてばかりだけど、そりゃ検査数増やせば感染者数も増えるのは想定内のはずなのに、国と東京の方針があべこべで謎。まるで「コロナの感染が確認されているのは夜の街ですから、昼の仕事の皆さんは自己責任でどうぞお仕事なさってください」とお茶を濁したそうな印象をうけますよね。

明け方の電車に繁華街の駅から乗ってくる人のことなんて、太陽が明るい時間軸でしか生活してこなかった人にはわからないのかもしれないけれど、責めようがあんまりですよね。検査すれば増えて当然の感染者数よりも、重傷者数を気にしたほうが良いんじゃないのかな?

積極的に情報を発信しているスマッパグループの手塚オーナーは、歌舞伎町ブックセンターをオープンしたり(現在は閉店)インテリな印象もあるかたですが、こんなインタビューをみつけました。そういえば、作家の中村うさぎさんも歌舞伎町ブックセンターでイベントを開催していました。

→●「家に居ろ」が通用しない。新型コロナに悩む歌舞伎町の現実

→●メディアが招く分断、新型コロナと向き合う歌舞伎町

ザ・インタビュー「31字に込められたホストたちのコロナ対策」

 

ノンフィクション作家の中村敦彦さんもYouTubeチャンネルを初めていました。私もこの意見に賛成です。夜の街は、国の福祉の網からこぼれ落ちてしまう人達に対して、国が税金で回収できない余剰のお金を持つ人達から所得を再分配する場になるから。