ロレッタブログ

NHK カラフルファミリー - 2020.08.27

NHKであるファミリーが紹介されたそうです。以前ブログでご紹介した親3人の新しいファミリー。

新しいファミリーが生まれた

番組は1週間ぐらいNHKの公式HPで観られるそうなので、ご興味のある方は是非どうぞ!

https://youtu.be/uAfb6u1KVcU

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=24641

法律では「家族の条件」みたいなものを設けて物事を整理判断するのかもしれません。現実の社会でそれにあてはまらなければ「家族ではない」とされるのだと思いますが、時代も関係性も流動的に変化しているのだから、事例ごとに検討していくほうがいいんじゃないかと思います。手間も時間もかかるとはおもうけれど。

戸籍で男性が親分、その下に妻と子供が子分的にゾロゾロ付属し、外部からは介入できない閉鎖的な関係性が家族、みたいなのって、もはや無理というか無茶な定義です。

しかも、弁護士のお客様に教えていただいたのですが、そもそも戸籍って日本と韓国ぐらいしかないらしく、法律も明治時代につくられたらしい・・・時代遅れ・周回遅れどころか、何十周も遅れすぎですよ。法律が現代の家族の拡張のスピードと実情に追いつけていないのなら、法律のほうを変える時期じゃないのかな?家族を昔と同じ枠組みでとらえることはもう難しくなっているのは明らかなのだから。

固定化した関係性は陰湿で閉鎖的でろくなことにならない。会社も終身雇用を無くしてプロジェクトごとに最適なメンバーに声をかけ、チームやユニットを組み、それが終われば解散という潔いスタイルの方がうまくいくと思うし(ゾンビ企業不要)、家族も数年単位のプロジェクトのためのユニットと考えて、更新するかどうかはその都度検討すればよいと思うのです。別れるのが当然になれば、別れないことが喜びになるのだから。ゾンビ的延命を図りたい人には恐ろしい事態かもしれないけれど、自分の延命と保身に執心して続ける関係性なんてどう転んでも自分が病んでいるのだから相手も巻き添えになって病むか、周りも病みに巻き込んまれて関係者ほぼ全員が死に体になるとおもうから、全然ハッピーじゃないです。

離婚も増えれば再婚も増えて、結婚よりも生涯未婚が増えていて、家族の輪郭はどんどん曖昧になっているし、この番組のような拡張家族も増えつつあるからこそ、家族の本質を問い、考える時期なのだと思います。

国勢調査いまだに同姓カップルをカウントしてないんですってね。そしたら事実婚も?時代をちっとも反映していない調査って意味があるのかしら・・・。他にも夫婦別姓が認められていないとか、いまだに男が働き女は家にいるとか、ほんといつの時代の話??唖然としますよね・・・。