ロレッタブログ

オーソモレキュラー医学会 岩本麻奈先生インタビュー - 2020.09.09

今日は、日本、フランス、カンボジアと暮らして帰国なさった麻奈先生のインタビューをご紹介します。前編と後編のリンクを貼りますね。

https://isom-japan.org/article/article_page?uid=aw0pW1598853878

https://isom-japan.org/article/article_page?uid=UYJLs1599452285

仕事に結婚(コロナ離婚なる新語彙が生まれました)、なんであれ、いつどうなるかわからない。大企業のサラリーマンも、いつリストラされるか知ったことではありません。つれあいが明日倒れるかもしれない。五体丈夫・身体健全・一家安泰など、夢のまた夢。絶対安泰なんて、絶対望むべくもない。

となれば、自分は自分らしく生きる。これからの時代、心から好きなことをやってみよう。サバイバル精神でなんとか活路を見出そう。すべてが予測不可能の時代だからこそ、一瞬その一瞬を輝いて生きると決めるのです。全く後悔のない人生はないでしょうが、後悔するに決まっている人生を歩くのはもうやめにしましょう。

はたから見ていると、この「後悔するに決まっている人生」を着々と歩んでいる人が少なくないですが、せめて「どちらを選んでも後悔するかもしれないけれど、じゃあどちらの後悔なら自分は引き受けられるだろうか?」と考えるといいんじゃないかと思います。その時々のステージを最大限生きていれば、悔いはないと思います。

が、そういうときの決断の指針が目先のお金や世間体になった人は、さらに様子がおかしくなっていきがちなのです。こうなると、不調をきたしたメンタルの微調整でどうにかなるとかのレベルではなく、基盤がもうダメになっている感じなのかも。時間は有限ですから、ほんとうにもったいないですが、こればっかりは本人の自由意思に基づく選択なので、仕方がないですね。

自らハッピーを作り出す努力はせず、どこかからラッキーが降ってきたり湧いてくるのを待って、それにあずかれないと被害者ぶる、依存的な日本人女性の「あるある」かもしれませんが、好奇心もなければ冒険心もないなら、日々はつまらないでしょう。

若く見えることと、素敵であることは別です。状況、程度の差こそあれ、老化は誰にでも平等に訪れます。こうした抗うことができない変化の時期こそ、その人の人間性が現れるようです。

思うようにいかなくなった不可逆的な変化を恐れずに受け入れ、その中で自分のできることを精一杯実行する人は、男女問わずいくつになっても輝いていらっしゃいます。