初動負荷トレーニング - 2020.12.04
ファンクショナルトレーニングや筋トレを色々試してみて、「重いウエイトで関節に剪断力や圧縮ストレスをかけずに動かす方法はないのかな?ピラティスのエロンゲーションやパワープレートで行う立位エクササイズの他に、何かあるはずだし、もう誰かが考えてとっくにやってるはず。思い出したのが『初動負荷』。
さっそくワールドウィング新宿店で試してきました。歩いて行ける場所でうれしい。理論を読んで納得。実際にやって絶句。「まあよくこんなもの考えたな・・・!!」です。トレーニングという感じではないですね。ジョセフ・ピラティス氏と似たようなものを感じます。
小山裕史先生は石井直方先生と並ぶボディビルダーのTOP3らしい。トレーニングで頂点を極める人はインテリジェンスもとても高い。
初動負荷はイチローが長年取り入れていることで有名ですが、イチローは自宅にピラティスのリフォーマーも設置しているらしいので、筋肥大やパワー優先のトレーニングではなく、エロンゲーションや筋肉への酸素供給や滑らかな動きと全身の連動性を重視しているのかも?私は野球が全く分からないのですが、選んでいるトレーニングからそう推測します。
ダルビッシュ選手も自宅に初動負荷のマシンを設置してトレーニングをしていました。そして左側に映っているのはストットピラティス(メリシューグループ)のキャディラック!この部屋のどこかにリフォーマーも置いていそうな気がします。やっぱり体に真摯に向き合う人はピラティスの良さをわかっていますね!
私はお店でこの動画に出てくるスキャプラー(肩甲骨)というマシンと、ヒップジョイント(股関節)、ペルヴィス(骨盤)、そしてクラビクル(鎖骨)を試しました。クラビクルは予想通り最初は痛かったけど(斜角筋と胸鎖乳突筋が疲れている証拠ですね)、反復していると気持ちがよくほぐれてきたけれど、一般の方は最初は動かし方がなかなかわかりづらいかもしれません。