ロレッタブログ

入院中の食事 - 2021.01.20

今回の入院は、カフェインフリー、おやつなし(もともと焼いたサツマイモかナッツかいりこぐらいしか食べないけど)、食事は1800カロリーでした。

手術は結構大がかりな内容だったので、術後はリハ以外の時間はベッド上でひたすら安静。「運動しないとこんなにお腹が減らないんだ!!」と実感しました!入院前からトレーニング強化して、予め筋肉を少し増やしておいて大正解でした。前回は勉強と読書の合間にリハ室でピラティス自主トレしたのですが、今回はそれも×。ひたすらベッド上安静なのです。

日本人は世界で最も長時間座りっぱなしで運動らしい運動もしない国民なのに、コロナ禍でますます活動量が減ったら、そりゃロコモだのフレイルだのになりますよね。そして、活動量が減少しているのに、いつも通りに食べていたり、さらにはZoom呑み会などで高カロリーの飲食がふえたら、そりゃ太りますよね。


<<入院中の1日のスケジュール>>

  • 6時:起床 
  • 7時:採血や体温、血圧の測定。ほうじ茶1杯
  • 8時:朝食。パンか米食か入院時に選べる。普段はパンなので米食を選択。
  • 9~10時のどこかでリハビリ
  • 11時:ほうじ茶1杯
  • 12時:昼食は雑穀米が出る。
  • 13時~15時のどこかでリハビリ
  • 17時:ほうじ茶
  • 18時:夕食
  • 21時:就寝。だけどベッドサイドの読書灯で本を読む
  • 22時~23時:ほんとの就寝

これ以外の時間は、ベッドの上でひたすらじょ勉強したり本を読んだりするだけなんですよ。今回はTVもイヤホンを借りなかったので一切つけずに、ひたすら勉強と読書にあてました。(前回の入院のときはTVをつけたらイチローの引退と元TOKIOの山口メンバーの報道ばかり)

手術前日の夕食。白いお米は普段は食べないので、新鮮。

手術翌日の朝食。牛乳は1日200mlの小さなサイズが朝に何度か登場。のりたまなんて小学校以来かも?!

手術翌日の昼食。辛くないカレー。全然動かないからこんなに食べたらもうお腹いっぱいです。女性はフルーツを食べ過ぎる人が多いけど、このぐらいの量でもう充分。安静にしているだけの生活で、これ以上食べたら太ります。

規則正しい生活や、自分の活動量に応じた栄養バランスの取れた適正な食事量やカロリーがわからない人は、そもそも自己管理が不得意だったり、情報の収集が下手だったり、得た情報を実践し活かすスキルが不足しているのだと思います。糖尿病の患者さん向けに「教育入院」というプログラムが設けられている意味が、少しだけ分かる気がしました。ちなみに、私が入院した病院は、男性は糖尿病で足を切断したのかな?という感じの人がちらほら。

下記のリンクは私がオペをした病院とは関係はないですが、参考にどうぞ。

→●糖尿病教育入院(2週間コース)のご案内

→●オムロン公式サイト 生活習慣病Q&A 先日、糖尿病と診断され「教育入院」を勧められました。「教育入院」ではどのようなことをするのですか


既に何らかの病気を患っている人はもちろん、未病の人でも、管理栄養士が監修した症状や目的に応じた食事キットやお弁当などの宅配サービスなどを数か月間がっつりおまかせしてみるのは有益だと思います。

朝食は自前で済ませて、残りの昼と夜はそうした宅配サービスに切り替えることで、使われている食材や食材ごとのバランスやその量、カロリー、塩分などの味付けの具合などを、わが身でリアルに体験できます。見たり聞いたりなんとなく自己流で真似するよりも、管理下に置かれて実体験したほうが自分の五感をフルに使ってインプットできるので、そうしたサービスの契約終了後も、自炊や外食のメニュー選びなどにおけるアウトプットがはるかに容易になるような気がします。

軽く検索してみただけでも、糖尿病や高血圧のための塩分制限食はもちろん、低糖質や高たんぱくや筋肉増量目的とか様々な目的から選べるサービスが沢山ありました!食事のメニュー考える手間も不要、調理も不要、片付けは空いた箱を捨てるだけ。ダイエット目的などではなくても、時短で栄養管理はばっちりしたい人、多忙で食材の購入や調理まで手が回らなくて栄養バランスが後回しになりがちな人は、こういうのを冷凍室に数食分ストックしておくのは大いにありだと思います。簡単で、栄養価が高くて、おいしいなら大歓迎ですよね。

サロン開業から15年以上たつと、長年お通いいただいているお客様方も40代の方は50代になり、50代の方は60代になり…というふうに加齢するので、自ずと健康に関する悩みや訴えをよく聞くようになりました。

「血圧が高くなって薬がかかせなくなった」「コレステロール値が随分高くなっていて要再検査になった」「メタボ検診にひっかかった」「この数年で5㎏増えて洋服が入らない」「1年間ダイエットを頑張ったつもりが4㎏どころか3㎏も減らない」「人間ドッグで栄養失調および筋力不足で将来寝たきり確定といわれた」「健診で痩せているようにみえても内臓脂肪が多いですね、と診断された」などの声が聞こえてきています。

ご自身の現状を鑑みて、ロコモおよびフレイル、生活習慣病予備軍の心当たりがあるかたは、料理が好きか嫌いかとかグルメか否かに関わらず、徹底的に管理された食事が一体どのようなものなのか、一度トライしてみると有益かもですよ。