【内反母趾手術】2021/1/5 再手術前の足 - 2021.02.25
そしてこれが、今年(2021年)1月の内反母趾術前の足です。リオペ前日の病院のベッドで撮影しました。
左右比べると、左足の方が隙間が広がってきたのです。オペ直後と比較すると、この2年間で少しずつ広がってきました。昨夏の終わりに広がったのに気づいたのです。5mmくらいの過矯正に加え、さらに私がこの足で週4回も5回も7~10kmの距離を平気で歩くので、母趾外転筋と長母指屈筋を図らずも一層強化してしまったのも影響しているような気がしています(笑)。
左の母趾は、屈曲と進展も少し左の方が可動域制限があるのです。これが蹴りだしなど歩行に微かに不便なんですよ。
内反母趾は検索をかけてもあまり情報が出てこないのですが、整形外科の医学書や外反母趾の医学的な専門書を読むと載っていますよ。
私は下記のURLに掲載されてる症例写真みたいに重症化する前に早々とオペをしましたが、この患者さんは特発性というレアケース!それにしても、なぜこの患者さんはここまで放置したのでしょうね?ここまで進行すると、靴も靴下も履けなかったんじゃないかな?
外反母趾は母趾の先が第2趾側に「くの字」に曲がり、つけ根が内側に突出した状態をいう。靴を履く生活の長い欧米人に多い病気と言われていたが、最近では日本でも生活の欧米化に伴い外反母趾が急速に増えてきた。私が忘れることのできない患者さんに出会ったのは、米国留学から帰国した、今から20年以上前のことであった。
この記事内の「裸足で歩くことの多いインド人に多いという報告もあった。」というのを主治医につっこんでみたら、「よくご存じで」と笑って答えてくれました。インドには現地人が履く独特な靴があるらしく、それが母趾を引っかけるような構造になっているので、その靴の影響で内反母趾が多いのではないかと推測されているのだそうです。
私はあれこれと普段から質問が多いので、先生はきっと「なんでもよく調べる患者だなあ」と思われたかもしれません(笑)。