ロレッタブログ

【内反母趾手術】2021/1/6 手術当日 - 2021.02.26

手術前から、右足は弾性ストッキングを着用します。長期間の安静時に起こりやすい血栓や浮腫の予防です。私はリンパ浮腫とマニュアルリンパドレナージもマスターしているので、こうした諸々の意味がよく判るので面白かったです。

朝ごはんは無しで、点滴。いたくないかというと、やっぱり邪魔だし少しは痛いのですが、こんなふうに↓いろいろ工夫してくださっているのもよくわかります。

→〇点滴の4大テクニック「痛くない」「動きやすい」を実現!!

この日の手術は主治医が担当するのは5件。オペの難易度は私が最難題かつ時間もどのぐらい要するかは、患部を開けてみないことにはわからないので、オペの順番は2件目と早め。

2年前のオペとその回復過程で、組織がある程度硬化するのは避けられない変化のですが、そこをもう一度切断するのですから。さらに、切断するのは母趾のみで済むか、切断が2回に及ぶために中足骨が少々短くなることも想定されるので、最悪の場合は中足骨の長さをそろえるために示指と中指も数ミリ切断しなければならないのです。MP関節の長さが横アーチでそろわないと、示指と中指の中足骨の遠位の骨頭に歩行時に痛みが出るのです。

こうした予想される事態と対処についても、私は機能解剖学やキネシオロジーを勉強して体感でも理解しているので、主治医の説明とその意味がよく判り、術前の会話もとてもスムースに進みます。

さて、1本になるか、3本になるか、結果は、麻酔から覚めてのお楽しみです。