ロレッタブログ

NMD(神経筋疾患)チェックダンス - 2021.08.01

先日訪問した分身ロボットカフェDAWN。

設置されていたパンフレットで知った、神経筋疾患のチェックダンス。NMDはNuero Mascular Deseaseの略ですね。

→〇もしかしてMND?

このダンスはNMDではなくても、筋力やバランス力が低下した健常者はできないでしょうね。
ぜひ健常者も大人もお試しください!!フラつく、ぐらつく、動画と同じ高さまで四肢が動かせない、な度などの減少が続出するのではないでしょうか(笑)。

ストットピラティスは特にこの神経筋をトレーニングしていくことを重要視しています。つまり、習慣のままに動かしたいように動かしている限り、神経筋の機能向上は得られません。頭を使う、つまり脳をフルに働かせて、身体の隅々まで神経を行き届かせて動かしてこそ、はじめてその機能が向上します。ストットピラティスをワールドワイドに展開するMeritthewグループがLeaders of Mindful Movementと名乗る所以ですよね。

https://youtu.be/Q3_mAie1QEI

1~7の課題に対する運動不足の人の結果は、以下のとおりと推測します。

  1. .しっかりと高く飛べるか→全然高くない。飛べてない。
  2. ひざに手をつかずに素早く立てる?→できない人が多そうです。「よっこいしょ」と掛け声が必要な人も多そう。
  3. 中腰からジャンプできる?→論外
  4. 片足で姿勢を保てる?前に進める?→ふらつくので、慌てて近くの椅子などの物につかまる。
  5. 中腰の姿勢がとれる?→現代人はスクワットがまともにできないから、ワイドスタンドだと中腰ではなくへっぴり腰になっていそう。バランスを崩してしりもちをつくとか、出たお腹が使えてしゃがめないとか・・・。
  6. しっかり高くもも上げできているか?→ももが上がらない。へっぴり腰か出っ尻でごまかすもも上げになっている。
  7. 最初と同じように動けている?→スタミナ切れでヨタつく。

お子さんが歩きづらそう。ジャンプができない。床や椅子から立ち上がりづらそうにしている…。

お子さんの運動能力は個性によるところがほとんどです。しかしこういった特徴が長く続いたり、症状が少しずつ進んでいくような場合には、まれに“NMD(神経筋疾患)”というグループに分類される病気たちが隠れていることがあります。

NMDは症状が進んでいく病気なので、早期受診と早期診断が重要となります。最近は医療の進歩により治療できる病気も増えつつあります。

このページで紹介しているダンスとクイズは、同じ疾患のこどもたちに、 できるだけ早く病気に気づいて欲しいとご協力くださった、患者さんとご家族のインタビューを踏まえて開発されました。
NMDに関する説明とあわせて、ぜひご覧ください。

*NMD:Neuromuscular Disorders

https://moshikashite-nmd.jp/