NMD(神経筋疾患)チェックダンス - 2021.08.01
先日訪問した分身ロボットカフェDAWN。
設置されていたパンフレットで知った、神経筋疾患のチェックダンス。NMDはNuero Mascular Deseaseの略ですね。
→〇もしかしてMND?
このダンスはNMDではなくても、筋力やバランス力が低下した健常者はできないでしょうね。
ぜひ健常者も大人もお試しください!!フラつく、ぐらつく、動画と同じ高さまで四肢が動かせない、な度などの減少が続出するのではないでしょうか(笑)。
ストットピラティスは特にこの神経筋をトレーニングしていくことを重要視しています。つまり、習慣のままに動かしたいように動かしている限り、神経筋の機能向上は得られません。頭を使う、つまり脳をフルに働かせて、身体の隅々まで神経を行き届かせて動かしてこそ、はじめてその機能が向上します。ストットピラティスをワールドワイドに展開するMeritthewグループがLeaders of Mindful Movementと名乗る所以ですよね。
1~7の課題に対する運動不足の人の結果は、以下のとおりと推測します。
- .しっかりと高く飛べるか→全然高くない。飛べてない。
- ひざに手をつかずに素早く立てる?→できない人が多そうです。「よっこいしょ」と掛け声が必要な人も多そう。
- 中腰からジャンプできる?→論外
- 片足で姿勢を保てる?前に進める?→ふらつくので、慌てて近くの椅子などの物につかまる。
- 中腰の姿勢がとれる?→現代人はスクワットがまともにできないから、ワイドスタンドだと中腰ではなくへっぴり腰になっていそう。バランスを崩してしりもちをつくとか、出たお腹が使えてしゃがめないとか・・・。
- しっかり高くもも上げできているか?→ももが上がらない。へっぴり腰か出っ尻でごまかすもも上げになっている。
- 最初と同じように動けている?→スタミナ切れでヨタつく。
お子さんが歩きづらそう。ジャンプができない。床や椅子から立ち上がりづらそうにしている…。
お子さんの運動能力は個性によるところがほとんどです。しかしこういった特徴が長く続いたり、症状が少しずつ進んでいくような場合には、まれに“NMD(神経筋疾患)”というグループに分類される病気たちが隠れていることがあります。
NMDは症状が進んでいく病気なので、早期受診と早期診断が重要となります。最近は医療の進歩により治療できる病気も増えつつあります。
このページで紹介しているダンスとクイズは、同じ疾患のこどもたちに、 できるだけ早く病気に気づいて欲しいとご協力くださった、患者さんとご家族のインタビューを踏まえて開発されました。
NMDに関する説明とあわせて、ぜひご覧ください。*NMD:Neuromuscular Disorders