ロレッタブログ

そなエリア東京@有明 - 2021.11.10

先月は有明にある「そなエリア東京」に行ってきました。

そなエリア東京は、地震災害後の支援が少ない時間を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心とした防災体験学習施設です。
被災地や避難所の様子を再現した実物大のジオラマ展示がございます。
首都直下地震について、なぜ起きるのか?いつ、どのような被害想定なのかを紹介する首都直下地震特設コーナー、地震発生後を生き抜くヒントや備えたいグッズの紹介もございます。また、首都直下地震発生時に緊急災害現地対策本部の候補地となるオペレーションルームも見学窓からご覧いただけます。

https://www.kyorinkai-koen.jp/tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/

AbemaPrimeでこの施設を取り上げられていたのです。場所は有明駅の目の前。がん研有明病院のすぐ隣。ちなみに、このオペレーションルームは、映画「シン・ゴジラ」の撮影で使われたのだそう。(←みてない)

この番組内で観た、「エレベーター内で感じる実際の揺れ」を体験してみたかったのですが、なんとコロナで揺れるのは中止していてとても残念!(笑)

相方と私が1組になり、小学校低学年かそれよりもまだ幼い子たちを連れた親子に交じって、施設内で使用する非常時シュミレーション用タブレットを片手に地震や津波などの非常事態の勉強をしてきました。揺れの体験がなくても超勉強になる内容が満載で、2時間あっても足りないぐらいでしたよ!

こういう図表だと把握しやすいですよね、

災害予兆を知る知恵に関しては、私は「地震の前にナマズが暴れる」ぐらいしか聞いたことが無かったのですが、さすが地震大国だけあって、虫に鳥に魚に植物に予兆が満載でした。

「一時避難場所」の一時の読み方って、「いちじ」ではなく「いっとき」だったのね?!

災害時対応をゲーム形式で学べるツールが色々展示されていたのですが、このクロスロードはなかなかの質問がずらりと並べられていました・・・。このクロスロードというゲームは、阪神・淡路大震災で災害対応にあたった神戸市議員が実際に直面した「災害対応のジレンマ」をカードゲーム化したものだそうです。

とにかく何か決断して、行動しなくてはならない。相談する人もいない。目の前の人を救うか、公平性を選ぶか、自分で決めなければならないというのは、日本人が一番苦手そう・・・。

内容について詳しく知りたい方は、下記のリンクをクリックしてみてくださいね。非常時に対応を迫られたと仮定して質問が出されるので、近しい方やご家族と一度ぜひやってみるとよいと思います。各々が選んだ対応とそれを選んだ理由をお互いに話し合うことで、正解は唯一1つではない、ということがよくわかるのではないかと思います。

防災ゲーム「クロスロード」

阪神淡路大震災のバージョンの他に、熊本地震で実際にあったクロスロード事例がこちら。↓

あなたならどうする? 熊本地震で起きた「ジレンマ」、防災ゲームに

 

そなエリア東京施設内に設置されたPCで、各地の防災情報を学ぶこともできるようになっていました。うちの実家は南海トラフ直撃を免れないエリアにあるので、高知県の南海トラフ対策やら情報やらを検索してみたところ、「津波避難三原則」を見つけました。これ津波に限らず、非常時の全てにおいて言えますよね。自分だけは大丈夫と思いたいし、今回も大したことないよね、と思いたいけれど、避難や非常時の対応は「心配しすぎだったね~」なんて空振りに終わって笑えるぐらいが良いのかもしれません。空振りのほうが幸いなのだし。

  • 想定にとらわれるな
  • 最善を尽くせ
  • 率先避難者たれ

ご高齢の方や持病のある方は、避難先でもいつもと同じ治療や投薬が継続できるか否かがお薬手帳の携帯の有無にかかってきますよね。私は別段持病はないのですが、電子版があるなら便利と思い早速検索してみたのですが、調剤薬局でいろんなお薬手帳のアプリがリリースされていましたよ。

もりたくさん過ぎて私たちは次の予定があったので、最後の方は足早に見たのですが、2時間半ぐらいあってもよいかもです。すぐ2駅先には来年3月にクローズしてしまうヴィーナスフォートがあるので、ナイキのアウトレットでトレーニングウェアを調達してきました。満足満足!!