世界の長寿村ブルーゾーンのロマリンダ - 2021.11.14

８０歳のおばあさんがめちゃ元気に筋トレしているレコメンド動画が気になって、クリックしてみました。このところ、センテナリアンに関する動画をよく視聴していたのです。

世界の長寿村を「ブルーゾーン」と呼ぶそうで、そのリストにカリフォルニアのロマリンダというエリアがあがっていたのですが、当初それを目にしたときは「富裕層が多いエリアなのかな？」となんとなく思った程度だったのです。が、実はここは1840年代設立のアドベンティスト教会の9,000人のコミュニティなのだそうです。

宗教は人の躾みたいなものなので、運動や食事や休息といった生活習慣の躾がこの規模のコミュニティレベルで浸透していたら、そりゃ長寿になるでしょうね！人間は社会的な生き物なので同じ躾を共にする仲間にこれだけ囲まれていれば、所属欲求も満たされてメンタルも安定しそう。ロマリンダについてもう少し詳しく知りたい方はｍぜひ下記のリンクをご参照ください。

→〇世界の長寿村ブルーゾーン – (3) アメリカで平均より10歳長寿のコミュニティ、ロマリンダ

ちなみに、日本からは沖縄がブルーゾーンにエントリーしていたのですが、若者はアメリカの食文化に親しんでいるので、肥満や生活習慣病が問題になっているようです。脂をボイルして徹底的に落とした豚肉や野菜や海藻やフレッシュフルーツよりも、ハンバーガーとシェイクとアイスクリームとフルーツジュースを好んで選んでいれば、そうなりますよね・・・。

今現在80～90代の方々のほうが、50～60代の方々よりもずっと健康でポジティブで朗らかに感じることは、正直申し上げてしばしばあります。

日々様々な人の身体や皮膚に接していると、今の50～60代がもうあと30年加齢した時に、現代の80～90代の方々よりも心身のコンディションがはるかに悪化した状態で長く生きてしまうことになるのは、実にたやすく予想できるのです。40代後半から通院や投薬が欠かせなくなってる人が圧倒的に多いのですから、どうやったってもたないでしょう。自分をどういう風に扱うかは本人次第、と当ブログでも何度も記してきていますが、一体全体どうやってそんな身体とメンタルで生きていくのでしょうね・・・？