ロレッタブログ

ベンツをカスタマイズで福祉車両に - 2021.11.20

介護美容に携わっていると、福祉車両も歩行器も杖もさまざまな機能性とスタイリッシュなデザインを両立したものがあるのに気づきます。機能的なものは本来美しいものですが、なかにはちゃんとお洒落感まで両立したものも!

ベンツがお好きな方は、福祉車両にもできるのをご存じでしたか?

→〇ヤナセの福祉車両(メルセデスベンツ)

輸入車の魅力をベースに、快適性と信頼性でサポートします。

輸入車の価値、ブランド力はそのままに、高いデザイン性と機能性を備えたアシスト装置をカスタマイズ。
夢と感動にあふれた「クルマのある人生」を、すべての人にお届けしたいと願っています。
お出かけが、楽しくなる。ドライブが喜びに満ち、前向きに生きる力になる。
そんな想いをもとに、お客さまのニーズに合わせた機能をご用意いたしました。

私は通販生活のカタログで福祉車両が特集されていたことがあり、外国車の介護車化のカスタマイズについて初めて知りました。確か数年前にくも膜下出血で倒れたコラムニスト神足 裕司さんが試乗しまくる、みたいな内容だったように記憶しています。

外国製はやっぱりおしゃれなものが圧倒的に多いようで、当然お値段もそれなりの価格帯でしたが、車が好きでたまらないかたが、たとえご自身で車を運転することが難しくなっても引き続きカーライフを快適に楽しむことができるなら、お安い出費かもしれません。

→〇みんなの介護  コータリさんからの手紙  「障がいがあっても外国車の福祉車両に乗りたい!」~改造ベンツでお出かけしてみた~

介護される側もする側も快適に
家族が楽になるのは想像するだけでうれしい

こういうものは介護される側もする側も快適に過ごせないと意味がないと思っている。ボクが快適でも、使用している家族が使いやすいものでなければ長続きしない。我が家だったら娘や妻が使いこなせなければ意味がない。簡単だということも大きい。力がいらないという点も。

好きな車をアレンジできるのって画期的!
「選べる自由」で風景は違って見えるはずだ

今回ボクが借りたベンツのV-Classなら、新車で納品される時でも、すでに乗っている車でも、自動ステップやリフトを付けるというアレンジができるそうだ。

国産の介護車両だってここまではきていない。介護車があるのは、あの車種と、あれと、あれだと、いくつかの種類に限定されている。

体の不自由なボクにとっては、自分の好きな車を介護車に変身させられるチャンスが生まれただけでも、選択肢が増えただけでも画期的なことに思える。

体が不自由になってすべてが健常の時と同じではないことは重々わかっている。が、そこに選べるという自由があるかないかでは、世の中のありかたが変わったと言っていいぐらい風景は違って見えるはずだ。