女性にも多い睡眠時無呼吸症候群 - 2021.11.27
女性にも多い睡眠時無呼吸症候群。実はサロンのパック中に、明らかに舌が落ちていそうな人、眠っているお顔がとても苦しそうな人(実際に顔の前に手をかざすと息をしていません)、いびきがひどい人には「睡眠時無呼吸症候群の可能性があるかもしれませんよ」とお伝えするようにしています。
お客様を変える責任も義務も私にはないですし、他人は変えられないものですが、睡眠時無呼吸症候群は事実としていつ死んでもおかしくない病気です。夜中に窒息で苦しみながら死にたくないなら、早めに専門外来を受診したほうがよいと思います。
・・・という風に、結局このぐらいはっきり言わないと、ちっとも自分事として危機感を感じてもらえないんですよね。それでも受診しないのも本人の自由ですけど、私はいつもそういう人と遭遇するたびに「本当に自分の扱いが雑だなあ。この人は自分の身体が一体もうあとどのぐらい壊れたら懲りるんだろう?」、と心から不思議に思います。エステや化粧品が好きな割には、目前に迫る己の高確率な窒息死の可能性と、それに対する診察や治療はスルーしたい心理って、私にはまったくもって意味不明です。
当サロンのお客様に無呼吸外来専門のドクターがいらっしゃるのですが「CPAPは命綱。ちょっと体調がよくなったからといって、CPAP代金や手間をケチったりしないこと。」だそうです。この言葉を忘れずに。顎が小さい人、太ってないから無関係と思っている人、起き抜けの頭痛、日中の疲れや眠気、集中力の低下やイラつきやすい人(慢性寝不足の結果、社会的には人当たりが悪い人になるという・・・)、CPAPなるものを知りたい方はこの動画をぜひご覧ください。