【ナボソ】 神経障害に対するパイロットスタディ | 92%が足に対する意識の向上を実感 - 2022.04.11
ナボソは現在、リハビリテーションの分野でパイロットスタディを積極的に行っています。先日はニューロパチー(末梢神経障害)に対してナボソインソールのニューロを使用した場合のデータが届きましたので、本日はそれをご紹介しますね。
ニューロパチーには、糖尿病によるもの、薬剤、膠原病性(全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群)、自己免疫性(ギランバレー症候群)など様々な原因があります。詳しくは下記のサイトをご参照ください。
→〇メディカルノート ニューロパチーとは
ニューロは神経障害を患う人々のために開発されました。
神経障害のために低下した感覚に対してアプローチするために、インソールの土台部分は硬めに作られていて、凸凹の刺激も比較的強めです。(健康な方にもお使いいただけます。)
ニューロパチーの症状は、障害された末梢神経の種類によっても様々なものがあります。
運動神経に障害が現れた場合は、手足に力が入らないことにより、スムースな歩行が困難になります。立ち上がる時に力が入らないため、立位が保てない場合もあります。したがって、筋委縮と筋力低下が進行します。
感覚を司る神経が障害された場合は、しびれ、痛み、バランス感覚の低下によるふらつき、四肢が冷たく感じるなどの症状が現れます。
自律神経に障害が現れた場合は、発汗低下、便通の不安定(便秘または下痢)、立ち眩み(起立性低血圧)、排尿や勃起障害などが現れます。
実際の症状の現れ方としては、これら3種類のうちの1種類のみの症状ではなく、複数の種類の症状が複合的に現れる場合が多いです
ナボソは今回、ニューロインソールを40名の神経障害患者に6週間、毎日最低30分間使用してもらいました。
結果は左の図の通り!なんと使用開始1週間で、歩行時のバランスと安定感の損なうしびれが軽減したそうです。ナボソテクノロジーの感覚刺激により、神経障害の足のノイズをチューニングし、再び足を「感じる」ことができるようになったとのこと。
インソール着用がもたらす足の知覚が向上が、バランス感覚と安定感の向上に繋がるということは、ここの全身の機能のさらなる改善やQOL向上にもつながるのではないでしょうか。
このパイロットスタディの内容について、もっと詳しい内容を知りたいという方は、ぜひ以下のURLをご参照ください。被験者の感想も掲載されています。