ロレッタブログ

【ナボソ】足の不安定性と転倒の原因とNeurosensory Specialistにできること - 2022.05.07

転倒者続出中の続報です。お客様の職場では頭に絆創膏を貼っている女性もいるそうで、「その方はご高齢の方ですか?」と尋ねたら、「まだ40代」だそうです。ほら、やっぱりね・・・。現代社会では40代でも身体機能は既に高齢者並みで、むしろちゃんとメンテしてきた80代の方がよっぽど元気で機能的に動けたりするというのが嘘偽りのない現実です。

私達がいわゆる「転んで頭を打った」と聞くと、「その人は子どもか高齢者だろう」となんとなく想像すると思いますが、実はこの二つの世代の転倒しやすさの原因は違うというのはご存じでしたか?


【子ども】身体のサイズに比べて頭が大きく重たいので、身体のバランスをとることが難しく、転ぶときもうまく転ぶことができないので、転ぶときは重い頭部(顔や頭)から落ちる。

【高齢者】低活動な生活による筋力低下に加え、視覚、聴覚、触覚というバランス感覚に重要な機能が低下し、転倒しやすさに繋がる。脳ー神経ー筋肉の反射のスピードも衰えているため、転倒時に手をついてかばうことができず、重たい頭部から落ちる。認知症や精神不安定などにより睡眠薬や抗うつ薬などの精神安定剤などの常用者も多く、それらの薬の影響で転倒しやすくなっている場合もある。血液を固まりにくくする効果がある抗血栓薬を服用している人が少なくないため、少しの打撲でもひとたび出血を起こすと血が止まりにくくなるというリスクがある。そのため、転んで頭を打つと頭蓋骨と脳の間に血液が溜まり脳を圧迫する硬膜下血腫を起こすなどの重大リスクも高まる。(抗血栓薬はワーファリンなどの抗凝固薬、アスピリンなどの抗血小板薬など)


実はこの高齢者の転倒しやすさを招く「低活動な生活による筋力低下に加え、視覚、聴覚、触覚というバランス感覚に関わる非常に重要な機能が低下」と「脳ー神経ー筋肉の反射のスピードの衰え」という複数の要因に強力にアプローチすることができるのが、ナボソを用いたNeurosensory Specialistが提供するトレーニングなんです。

当サロンでのパワープレートやピラティスのセッションでは、これらを取り入れています。特に足首の捻挫や足の不安定さが気になる方には、とてもおすすめです。徹底的にやってみたい方は、私までお気軽にご相談ください。