Boston Dynamics Atlas Robots do parkour! - 2022.05.05
そういえば、しばらく前に見て感動した動画をご紹介するのを忘れていました。
ロボットがパルクールをやってのける時代が到来しました!まだご存じのない方は、ぜひこの動画を観てみてください!!!
このロボットの開発の目的は、人間が携わるには危険すぎる業務の遂行、例えば人命の救助や捜索や、あるいは原子炉のメルトダウンの際のオペレーションなどをさせるためだったそうです。しかし、その目的達成には究極的な可動性が要求されるため、開発チームはパルクールが可能なロボットの開発を目標に据えたそうです。
人間でも、究極的な全身のバランスと可動性を両立するのは脳-神経系に気が遠くなるような時間をかけながら、徹底的に学習させなければなりません。開発もそれと同等かそれい以上の時間がかかったんじゃないでしょうか。このロボットは、たとえ転倒ですらうまく転倒し、そこからさらに上手に立ち上がり、方向転換も動作移行時も立位での片脚バランスも、動きの安定感が素晴らしい!!!!
動画には“The goal wasn’t to create a robot that could do backflips.”と書いてありますが、いやこれは一つの達成でしょう!!!
いたく感動したので、沢山参考情報を張り付けておきます。
→〇Boston Dynamics Blog LEAPS, BOUNDS, AND BACKFLIPS
Visual Effectsアーティストが、なぜこのロボットの動画がCGI(computer generated imagery)ではないと言い切れるのかを、熱く解説している動画もありました。その解説がいちいちものすごく細かいので、超笑えます(笑)。気分転換にぜひどうぞ!