Helena Rubinstein gives a Vintage Facial Massage in 1929 - 2022.06.09
久しぶりにエステネタです。
国が違うので仕方がないのだとは思うけれど、大変ダイナミックな手技をみつけました。正直当時の様子やお国柄など色々と反映していて、なんだか微笑やましくてちょっと笑ってしまいました(笑)。
日本人にありがちな傾向なんですが、細部まで徹底した繊細さや手技へのこだわりやそうした何事も追及する傾向をよく知っているフェイシャルのベテラン施術者がこの動画を観たら、マッサージクリームの量が多すぎるのと、まつげや唇に付着したクリームがとても気になるのではないかと思います。
「Gives special ateension aroud the eyes」って言いながら、まつげどころか瞼や目頭にもクリームがギリギリまでかなりの量が塗られていて(というかたまたま付着してしまったのか)、非常に危なっかしいんですが、モデルさん大丈夫だったのかなあ。こういうのってお客様も感じとりますもんね。私が仕事にしているから施術を受ける側になった時に特に気が付いてしまうのかもしれませんが。(←職業病。したがってどのサロンに行ってもリラックスしたり眠ることはほぼ皆無で、無意識的に施術者がどんな風に指や身体を動かしているのかを逐一感じ取るのが習慣になっている。)
唇や口角やまつげにクリームがつくと、口の中に変な味がしたりまつげからクリームが目に染みてきたりしてお客様にご迷惑をおかけするので、日本では特にフェイシャル手技の習得時には特に指導で注意される項目です。
動画はとても短縮されているので、ごく一部の手技だけ抜粋しているのだと思いますが、超シンプルな手順なので、皆さんが自宅で真似っこしてお顔をマッサージしてみる時に、手技は内側から外側へ、下方から上方へ、という手の流れは参考になるかもしれません。
それにしても面白かった。