【内反母趾手術】2021/4/25 レントゲン - 2022.07.13
1/6のオペから3か月が経過しているので、この頃には歩行はもちろん、ピラティスなどの運動も徐々に再開することができるようになりました。
ただし、4月末から5月頃のことなのですが、母趾のMP関節のアラインメントが「若干だがごく僅かにずれてきているような感覚」がにありました。垂直立位でも、歩行していても、少し感じるこの微妙なズレ感。どうも母指が再び内反方向に偏移してきているような気がする。
内反母趾は再発率が高い難しい手術なので、自分自身でも足底の健康に母趾外転筋は非常に重要な足の筋肉なのですが、私の場合は内反母趾に偏移していく過程でよく歩く生活だったので図らずもこの筋肉が大変強化されていたため、オペでも先生が四苦八苦したわけです(笑)。したがって、オペ後もこの母指外転筋が歩く時に母指を内反方向に引っ張らないすぎないように気を配ってはいたのですが、「なるほど外転筋が強すぎるとこうなるのねえ・・・」とその理屈に深く納得しながらこの再偏移を観察していました。
ただし、私自身に心当たりの原因もあったんす。おそらく、私の母趾外転筋の内反方向に戻ろうとする強さに対して、私が毎日行うテーピングの補正が若干甘かったせいなんです。ただし、レントゲンで実際の現状のアラインメントを確認していないのに、この段階で自己判断でテーピングの補正を強めるのもよろしくないと思ったので、次のレントゲン写真で確認してからにしよう、と思いました。
で、この写真は、その「次の診察」の診察室あるいはリハ室で撮影したような記憶がある1枚です。保険適用内のリハビリは確か術後3か月までだったような気がするので、もうこの時点ではリハビリは終わっていたような気がします。(←うろ覚えですみません)右と左では、第1足趾(親指)と第2足趾(人差し指)との隙間の開き幅が違うのがわかりますよね?
ただし、私の感覚では、確信に近いレベルでMP関節のズレは起こっているはずですから、感覚と現実の一致か、あるいは乖離か、いずれにせよレントゲンで確認すればよい。どちらか分かれば、いずれにせよ駒は次に進められます。(←行動無しの停滞状態が大嫌い)
写真左が2021/2/15、写真左が2021/4/25。緑色の〇で囲んだ拇趾のMP関節のアラインメント(骨の配列)が、2月(右)よりも5月(右)の方がごく僅かですが、少しだけ横にずれ入ているのが分かりますか?おかげで、「そうそう、まさにこの感じ!やっぱり私の体感どおりじゃん!」と自分の内感覚にさらに信頼を置けるようになりました(笑)
結論としては、主治医にもPTにも、「これはもうこのままだろうね。」と言われたのですが、私は運動のプロとして大いに異論あり!!内反母趾はオペ後も再発率は高いという前提があるので、先生は「まあこの程度は起こりうる範囲内」という印象なのだと思いますし、正直PTも患者にそこまでリハビリで運動や正確性や解剖学はもちろん足の内在筋の勉強までして熱心に動かし続ける患者は圧倒的に少ないかもしれません。事実、自分のためにとことん運動を頑張れる人って、やっぱり圧倒的に少ないと思うので、「このままだろうね」と言いたくなるのも無理もないです。「動かせばよくなるよ」といえば責任が生じるし、動かすかどうかは本人次第だし、動かし方も色々あるしやり方次第で結果も変わるので確実なことはうかつに言えませんもんね。
しかし私は、現状のテーピングの巻き方のまま補正を強めながら、運動連鎖と運動の正確性に留意しながら毎日動かし続ければ、このズレは本来収まるべきアラインメントに戻せるはずだし、そこからもっと良くなるはずだという、確信に近いものがありました。骨を動かすのは筋肉です。筋肉を動かすのは脳と神経です。そのシナプスを繋げるキーワードは頻度と没頭と集中です。
ですから、私は生意気にも主治医には「先生、これはまだ使いよう次第で、あるべき位置に戻せるんじゃないですか。骨を動かすのは筋肉なので、これはまだ動きますよ。」と伝えて診察室を後にしました(笑)。
ということで、次回のレントゲン撮影までに私は必ず結果を出そうと決めました。こういう風に次の目標が決まると、ますますやる気が出ますね!